活きる (中公文庫) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 資産家の息子から転落し中国共産党の大躍進政策、文化大革命の混乱。貧困に喘ぎ家族を次々に失いながらも
    なぜ生きるのかを問います。チャンイーモウ監督映画もいつか観てみたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      sasaraさん
      映画は泣いてしまいますヨ
      sasaraさん
      映画は泣いてしまいますヨ
      2024/02/01
  • *読む切っ掛け
    YouTubeのチンムーさんの中国人奥様が好きな小説
    激動の中国を生きた(福貴)の人生。
    係累は皆去って一人になってしまったが、沢山の思い出を反芻しながら健気に逞しくしなやかに生きている老人。老いた牛とともに。

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著者プロフィール

1960年中国浙江省杭州生まれ。両親の職場の病院内で、人の死を身近に感じながら育つ。幼少期に文化大革命を経験。89年には文学創作を学んでいた北京で天安門事件に遭遇した。80年代中頃から実験的手法による中短篇作品で「先鋒派」作家の一人として注目を浴び、91年『雨に呼ぶ声』(アストラハウス)で長篇デビュー。92年発表の『活きる』(中央公論新社)が張芸謀(チャン・イーモウ)監督により映画化されて話題を呼ぶ。本作『兄弟』は中国で05年に上巻、06年に下巻が発表され、またたくまにベストセラーとなった。他の長篇作品に95年『血を売る男』、17年『死者たちの七日間』(いずれも河出書房新社)、21年『文城』(未邦訳)がある。グランザネ・カブール賞(イタリア)、フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受賞。作品は全世界で2000万部以上、40以上の言語に翻訳されており、ノーベル賞関係者が中国で必ず面会する作家のひとり。

「2021年 『兄弟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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