メタモルフォーゼの縁側(3) (カドカワデジタルコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • うららちゃんが市野井さんの事を当初よりも慮るようになり、遠慮してしまう場面が多々あるのですが、そんな遠慮は要らないのよ〜っと呟きながら読み進む。
    お皿のシーンは私も市野井さん側になりがちで、そんなに重々しく考えてくれる事もあるんだよなと改めて気づいた。
    いつも、何かに気付かされるから、続きが気になる。

  • 3~5巻を図書館にリクエストしたところ、3と5巻のみ先に届いた。上質なエッセイのような味わいは変わらない。全巻を買い揃えるか、検討中。

  • 若いのにいろいろと手放しているうららが将来を憂い迷いつつも市野井の言動によってゆっくりだが未来に向けて前へと踏み締めて歩む姿には自然と応援したくなる。

  • 映画と見比べると、3巻のエピソードは割りとカットされている内容だったけど、まぁ確かに映画版はうまいこと抜き出したなって思う。で、うららさんと母親の会話はなんか良いよね。映画でも良かったけど。

  • 年甲斐もなくコミック雑誌を買いに行く雪さんだが、そのバイタリティたるや。街の本屋さんが消えて行く瞬間も垣間見てしまったというのは大げさにしろ、欲しい本が手に入らなきゃそりゃ淘汰されるよな。と。雪さんに触発されたうららさん。漠然と漫然と学校に行き、バイトをし、帰って寝る。明るい未来など夢また夢を地で行く年頃のお嬢さんが動き出した。それだけで涙ぐみそうになる。「灯りがともる」云々のくだりはさておいても、灯りがともるだけで温かい気持ちになるのはなんだろうね。

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著者プロフィール

1982年富山県生まれ。2007年に「おおきな台所」でデビューし同作品で第52回ちばてつや賞準大賞を獲得。「メタモルフォーゼの縁側」が初めての単行本作品。

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