ひゃくえむ。(1) (マガジンポケットコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • これくらい突き抜けていないとちよだが才能を見出すレベルじゃないのか…という印象

    今読んでもコマ割りとか話の引きの作り方がうますぎる。
    陸上の話をここまで普遍的な話にするのか。それができてるのは心理描写だったり、表情の書き方のなせる技なんだろな。マジでウオトさんの漫画でしか登場しない表情ってある。生きづらい人の顔とでも言うのか。
    なかなか競歩要素が出てこないのはチ。と似てるのを感じる。群像劇っぽい所とかも。

  • 合理的に理屈を頼りにしていると見失う、非合理で感情の熱が走りから伝達される。

  • ひゃくえむ(1)2019

    2019年6月1日発行
    著者 魚豊

    魚豊(うおと、1997年5月29日 - )は、日本の漫画家。東京都出身。左利き。

    来歴
    幼少期から絵を描くことが好きで、漠然と漫画家になりたいと思っていた。中学1年生の時にアニメ『バクマン。』を偶然見て、漫画家になるまでの流れを知り、作品の投稿を始める。
    2017年に週刊少年マガジン新人漫画賞で入選した読み切り作品『佳作』で、別冊少年マガジンにて同年正式デビュー。2018年上半期ごろ、『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』のアシスタントを務める。
    2018年11月6日から2019年8月6日まで、『マガジンポケット』(講談社)にて足が速い少年を描いた『ひゃくえむ。』を連載。同作の連載が終了すると、魚豊は「各誌の有名編集者から執筆してほしいとと引く手数多」な状態であった。同作の「最終巻が発売される前」、Twitterにて『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)の編集者の千代田と知り合う[7]。当時入社3年目の千代田は、経歴上で不利であったが、米代恭と米代の担当編集者の金城を交えて4人で飲み会を行い、最終的に魚豊は同誌で連載することを選んでいる。
    2020年、『ビッグコミックスピリッツ』にて地動説を描いた『チ。-地球の運動について-』の連載を開始。同作が魚豊の同誌初登場作品となる。
    2021年7月に『ビッグコミックスピリッツ』の新人賞がリニューアルし、「スピリッツ新人王決定戦」の開催が決定。魚豊が第1回の審査員に起用。
    2022年、『チ。-地球の運動について-』で第26回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。

    人物
    ペンネーム「魚豊」は、自身の好物である魚『鱧(ハモ)』に由来する。
    2021年5月5日放送の読売テレビ『川島・山内のマンガ沼』の取材では「現在23歳で投稿は13歳から始めた」と答えている。
    大学では哲学を専攻していたが2年で中退している。
    影響を受けた漫画は『寄生獣』『ピンポン』『闇金ウシジマくん』『カイジ』『亜人』『DEATH NOTE』

    以上のようにWikipediaで紹介される著者。
    最近はYouTuberの影響なのかペンネームも完全にあだ名的なものが流行している。
    小説家ですらそうだ。
    2018年11月6日から2019年8月6日まで、『マガジンポケット』(講談社)にて足が速い少年を描いた『ひゃくえむ。』を連載。とあるように、そのひゃくえむの第1巻。
    比較的最近の作品だ。
    まあ魚豊氏自身も若い。
    バクマンで漫画家になるまでの道を知ったという時点でもはやジェネレーションギャップを感じずにはいられない。
    この作品はYouTuberマコなり社長の動画で存在を知った。
    実際読んでみると奥深い。
    哲学的という解説だったが。
    躍動感がある。
    若くして才能を持った主人公トガシ。
    しかし小学校、中学校と進学するにつれて徐々に他の人間が早くなりつつあることに気がつく。
    難しいものだと思う。
    才能がある分野で闘うことが大事ではある。
    ただやはりスポーツでやっていくというのはそれで食えていくプロはわずかだ。
    大きな市場のある野球やサッカーが少し例外なだけで後は大同小異であろう。
    ほんのわずかな才能を持つことは極めて難しいことなのだ。

    小学校で出会った小宮。
    フォームはおかしいけれども確実に速くなりつつあった。
    突然の転校で小学校編はほぼ終わる。


    印象に残った点

    俺にとって陸上は生きる上で一番楽な選択肢だった。
    楽だから依存した。
    結果、俺は陸上抜きのコミュニケーション能力を失った。
    走るのは怖い
    だが走らないのはもっと怖い
    もう退路はない
    俺が取れる選択肢は1つ
    0.01秒勝ち続けるしかねえ
    こうして俺の中学生活は終わり

    陸上で勝って得たものは、陸上で負けたら失われる

    1位を取ったら、もう楽しいだけには戻れない
    その金メダルが君に囁く「本当に充分なのか?」と
    「メダルの重さを決めるのは大会規模じゃない」
    「今後のお前だ」と

    速くなれるかな?それを決めんのは君だろ

    たいていの問題は100mだけ誰よりも速ければ全部解決する

    一瞬だけ1位になったって意味はないよ。
    継続できなきゃ実力じゃない。
    実力のない栄光は悲劇を生むんだ。
    この世にはたかが100mに狂わされる人間もいる

    2023/02/05(日)記述

  • 「チ。-地球の運動について-」が完結した喪失感を同作者の前作「ひゃくえむ。」で埋めている。

    本当に必要なのはポッカリ空いた穴を穴として存在させ続け、覗き込むことなのかもしれんな。

    しかし熱い。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     生まれつき足が早く100メートル走では全国一位の少年トガシだが、ただただ才能にかまけて何のために走ってるのだか分からずにいる。そんな彼が転校生・小宮との出会いで徐々に変わっていく様子を描いた、この第1巻。

     小学校時代は駆けっこの早いやつが一番(中学高校に上がるにつれそれが会話術や学力に変わっていく)なわけだけど、本作では女の子にちやほやされるシーンなんかほとんどない(そもそも女子キャラって一人でも出てきたっけ?)。
     マガジン系には珍しくお色気一切抜きで、ただただ駆けっこにかける思い・理論理屈を狂おしいほど情熱的に描きあげている。
     もう殴り描きに近い粗っぽい絵柄(正直下手)がまた、作者さんの迸る熱意をギンギンに表していて圧倒させられた(゚д゚)!
     すごいね。まるでホラー漫画を読んだような衝撃(゚д゚)!

     にしても第1話〜第5話で描かれているのは小学校時代のエピソードなんだけど、とうてい子どもとは思えないその理屈っぽさにはただもう目が白黒(@_@)
     職場体験(?)で小学校に中学生がやってくるってのも、ほんとにある制度なんだかどうか知らないけどとにかく驚き(@_@)

     とにもかくにも梶原一騎令和版って感じで、読んでるこっちの気持ちも熱くなってくる男臭いスポーツマンガ。
     機会があったらぜひ続きも読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
    2022/04/17
    #2982

  • 短距離なのに長く感じる。

  • 削除の書きたいことに画力が追いついていないのが惜しい。

  • ■書名

    書名:ひゃくえむ。(1)
    著者:魚豊 (著)

    ■感想

    前から気になってた本。
    100M走にすべてをかける人間達の物語です。
    小学生から社会人までの100M人生を5巻で駆け抜けます。

    何のために走るのか?それは人それぞれだが100Mに全てがある。

    栄光、挫折、努力、勝負、敗北、勝利・・・喜怒哀楽の全てが
    ここにある感じ。
    熱を帯びた人間がここで生きている。
    大げさだけどそんな漫画。
    画力があるか?それは知らないけど、生きている人間達を描いて
    いると感じます。

    一気読みさせるストーリーは秀逸。
    現実を見る事、敗北を受け入れる事、それを乗り越える事。
    そんな物語を描いている漫画です。

    面白かったです。

  • なにこれ。100m走のもつ至高性、絶望、魅力が描かれている。これは小学性から中学生までの巻。

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