ニュータイプの時代 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 51
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (340ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 仕事をする人を、オールドタイプとニュータイプにわけ、その仕事の仕方、生き方を説く。いつも著者の本には感心させられる。世代的にはオールドタイプの多い年齢なのだろうが、ニュータイプっぽくこれまでやってきたかなあ、と自分を映してみたりした。著者は電通にいたり、いくつかの会社で仕事をしているが、転職の度にイグジットしてきたのだろうなあと。この著者のツイッターもおもしろいのでおススメ。

  • 山口氏の著作はこれで5冊目になるが、これからの生き方を考える上で非常に重要な示唆を与えてくれている。

  • 非常に面白かった。ロジカルなアプローチ以外の重要性をロジカルと具体的事例で表現されていて、キャッチーなワード含め読みやすかった。

    メモ

    問題解決をする需要は減り、問題を設定できる人材が求められる。理想の世界を設定してそこへのギャップが問題だとする力。

    なので、正解を出す能力の価値はどんどんさがる。
    問題を設定できないなはビジョンが足りない。セグウェイがはやらなかったのはビジョンが足りない。

    意味のポジショニングが大事。役に立たないけど、意味があるもの。ハサミとかホチキスは1種類あれば十分だが、タバコはそれぞれの銘柄に人のストーリーがのって意味がつくので200種類売ってる。アップル買う人は意味がある

    企業の意思決定は論理に傾きすぎるとうまくいかない説

    テイカーにならずにギバーになりましょう

  • 価値創出を「問題を発見し、意味を創出する能力」と「問題を解決し、モノを作り出す能力」と分解すると、現代では前者の「問題発見能力」が重要になっています。なぜかというと、今まで人類には解くべき問題が山ほどあったため「問題解決能力」が重宝されてきたが、現代では解くべき問題のほとんどが解決し、問題不足の時代に陥っているからです。問題解決能力に関する需要が減少しているにもかかわらず、その供給量が変わらないために、本来的な意義を有さず、社会にとって意味のない仕事、解く価値もない問題を解決する仕事に多くの人が携わって生きていかざるを得ない、というのが現在の社会なのです。

    この「問題不足」という状況は、そもそも私たち自身が「世界はこうあるべきではないか」あるいは「人間はこうであるべきではないか」ということを考える構想力の衰えが招いている、ということとも言えます。私たちは「ありたい姿」のことをビジョンと表現しますが、つまり「問題が足りない」というのは「ビジョンが不足している」というのと同じことなのです。これは企業経営や国家運営、コミュニティの存続に関しても同じです。私たちが今まで培ってきた「問題解決能力」は、この「あるべき理想像」があって初めて役に立つのです。

    また用いられているテクノロジーがいくら先端的なものであっても、それがなんらかの社会的課題の解決につながらないのであれば、そのイノベーションが大きな価値を生み出すことはないでしょう。テクノロジーが「問題解決能力」を大量供給する一方で、それを適用する先、社会的課題の解決につなげられる「問題発見能力」が圧倒的にたりないのです。

    では、この問題発見能力を培うにはどうすればいいのか。その行動原理を筆者は「ニュータイプ」とおき、今までの問題解決に傾倒してきた人材「オールドタイプ」と比較しています。本書は、次の比較について章立てで解説しています。気になるところから読むのをおすすめします。

    正解を探す → 問題を探す
    予測する → 構想する
    KPIで管理する → 意味を与える
    生産性をあげる → 遊びを盛り込む
    ルールに従う → 自らの道徳観に従う
    一つの組織に留まる → 組織間を越境する
    綿密に計画し実行する → とりあえず試す
    奪い、独占する → 与え、共有する
    経験に頼る → 学習能力に頼る

  • 今はソリューションが溢れてて問題解決はできる、問題が希少なので、これからは問題発見と提案が重要ですよ、って書いてる本。
    ちょっとこじつけな所もあるかなぁと思ったりもしたけど、まぁ間違ってないだろうし、そういう風に生きていきたいと思った。

  • 『ニュータイプの時代』(山口周著)/ダイヤモンド社)vol.510
    https://shirayu.com/blog/topstory/enlightenment/8522.html

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著者プロフィール

山口周(やまぐち・しゅう)
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。
慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。2019年7月4日、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)刊行。

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