セックスのほんとう 【電子特典付】 (ハフポストブックス) [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019年6月28日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (152ページ)
感想・レビュー・書評
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夜が楽しめるようになる気がします
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セックスってむずかしい。
誰もが通る道だけどそれを教えてもらう機会はない。じゃあ何から教えてもらうの?ってなったら手軽に見れるAVになってしまう。
でもこの本でも言っているようにAVはビジネスのコンテンツ。売れるように作られてるため装飾も多い。それが教科書のようになっているいまはどんどんAV的なセックスになっているんだろう。
女性視点のAVを作成するっていう一徹さんの行動はおもしろいなと思った。女性が求めるセックスの在り方を勉強するのに男性として良いコンテンツかも知れない。
性について会話するのは難しい。世間体から憚れる部分もある。せれど「新しい世界を体験する」というこの本棚のテーマならせっかくなら読んで感想を書いてみようと思った。
性についてまた違った考え方を持つきっかけになった -
改めて気付かされた、日本のセックスの教科書はAVなんだと。ファンタジー=AVで勉強しても、それは女性を喜ばせるという本質からはズレるわけです。なぜなら、男性視聴者がいかに興奮するかという目線で演出がされているから。
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AVはファンタジーってところ面白かった。特に、スパンキングするとき実はこうなってます。ってところ。声出して笑った。
けど、気になる汗や体臭問題の箇所はうーん...。と賛同しかねました。(実際臭うかどうかよりも、気を遣っているという事が女性は喜ぶというような内容でした。)
女性からしたら、いくら匂いに対して気遣いをしていても臭かったら臭いので嫌だと思う。男性もいくら匂いに対して気遣いをしているとはいえ、あそこが臭い女性は嫌だと思うし...。
まぁ、男性向けに書かれているから男性に寄り添った意見になるのは仕方ないと思うけど。
あと、想像力を働かせて自分がされたら嫌な事はしない!結局許容範囲は人によりけりだから、相手とコミュニケーション取りながら少しずつ擦り合わせていけたら良いですね。 -
成人式で配ろう
いや、4,50代にこそ必要か。 -
女性向けAVに多数出演しているAV男優の一徹氏が、いかにしてお互いが楽しく気持ちの良いセックスできるかを説いた本。
男性向けAVでは過激な演出が好まれる傾向にあるため、それだけを観て育った男性たちはそれを現実のセックスにおいても実行しようとしてしまうため、女性を肉体的にも精神的にも傷つけてしまいやすい。
一徹氏はAVを「ファンタジー」であると再三述べており、そのファンタジーが現実とは異なることを理解することが最も重要であると説いている。
また、同意のないセックスに対する罰則が年々厳しくなっており、後から訴えられる可能性も考えられることから、特に男性においてはセックスに対するコスパ(労力に対する対価とリスク)が減少している。
一方でAVが無料動画として拡散したり、VRが発達したりなど、一人で性処理することのコスパは上昇しており、セックスをせず個人的に性処理する人が増える傾向にあると分析している。
さらに、女性向けAVは男性向けAVに比べてマイルドな表現が多いことから、参考にすべき点が多いと紹介している(ただし女性向けAVもあくまでファンタジーであることには注意が必要)。
過激なタイトルの本作ではあるが、内容は至って真面目で、むしろそこら辺のなんちゃってビジネス本よりは100倍有意義な本である。