母の友 2019年9月号 特集「絵本選びのヒント ”おもしろい絵本”ってどんな絵本?」
- 福音館書店 (2019年8月2日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (83ページ)
- / ISBN・EAN: 4910075110992
感想・レビュー・書評
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いつも特集から漫画やコラム等全てが充実して面白く、読み応えあるが、今号では名久井直子さんや恵文社が載っていてますます好き度が増した。
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図書館。松岡享子さんのロングインタビュー、巨匠おふたりのお人柄が伺える文章、そして護得久えみ子さんのインタビュー。絵本に関わる人たちの思いが伝わる、素敵な記事でした。手元に置いて読み返したいと思いAmazonで検索するも売り切れだったので、中古で探して購入。
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おもしろい絵本についての、松岡享子さんのロングインタビューがとても良かったです。
単に絵本を紹介するだけではなく、おもしろい絵本を作られた方々について、子どもにとって絵本がどんなことをもたらしてくれるのかまで、お話してくださっていて、うなずきながら最後まで読みました。
東京子ども図書館の名誉理事長である松岡亮子さんですが、著書「子どもと本」では、松岡さんがどんな風に本とともに、そして子どもたちとともに生きてこられたかを、知ることができます。
「子どもと本」を先に読んでいたからこそ、今号のロングインタビューはさらに、楽しむことができました。
また、石井桃子さんや瀬田貞二さんについての記事もあり、その生い立ちから、松岡さんからみたお二方の様子も知ることができました。
特に瀬田貞二さんは、何気なく絵本を手に取ると「あ、この本も瀬田貞二・作だ」ということがとても多くて、自然にお名前を覚えた作者のひとりです。
子どもに読ませたいなと自然に親が手に取る絵本を何冊も作られている、というその事実だけでも、瀬田貞二さんがどんなにすごい方か、よくわかります。
絵本作りを通して子どもたちに与えた影響の大きさに気づき、ありがたさでいっぱいになります。
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2019.8月。
手に取らずにはいられない特集。松岡享子さん、石井桃子さん、瀬田貞二さん。こういう方たちの並大抵でない努力と行動があって今がある。伝えていかなきゃいけないなと思います。
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関根美有さんの連載「答えが欲しいわけじゃないの」がよかった。大野更紗さんの連載「生存ちゅう!」の近藤研の話も毎回たのしみ。