大家さんと僕 これから [Kindle]

  • 新潮社 (2019年7月25日発売)
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本 ・電子書籍 (182ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 2019.8.25読了。
    前作同様、戦争体験してる大家さんの
    乙女なところがほんわかしていいです。
    でも入院しているシーンも多くてしんみりしちゃう。
    実際にはお亡くなりになられてるけど、
    ファンタジーな感じになっててホッとしてます。

  • 大家さんが亡くなられた事を知ったので、ちょっと積読していたので読みました。「血のつながらない親族」という言葉いいですね。

  • 「この物語はフィクションです」と書かれてあったけど、ついついノンフィクションを求めてしまう。
    ご近所付き合いも気薄になってきた現代だけど、こういう関係も素敵だと思える。矢部さんと大家さんの人柄もあるだろう。
    全般的に死や戦争の匂いがしますが、ユーモアや心温まるエピソードが散りばめられていて面白い。好き。

    以前読んだ本の続刊。

  • 大家さんと僕の続編。
    今回も良かったけど、やっぱり最初の方が面白かったかな。
    著者が手塚治虫賞を受賞したのは素晴らしい。

    大家さんの家は、現在どうなっているのかとても気になる。
    ずっと独身で寂しい時もあったかもしれないけど、きっと晩年、矢部っちに出会えて、充実した余生を過ごされたと思う(思いたい)。

  • 読後感が良い。大家さんが亡くなった。

  • 本当に泣けた。

  • 後半、3分の1越えたあたりから、涙がどうにも止まらない。
    終わりに向かっていく気配が、そこここに。

    大家さんが言わなかったこと。
    矢部さんが言わなかったこと。

    矢部さんが2階に越してきて
    同じ景色を共有して
    同じ食べ物をお裾分けして
    大家さんの人生の下りはより楽しくなったんだろうなぁ

  • 終始、シュール。

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著者プロフィール

1977年東京都東村山市生まれ。芸人・漫画家。吉本興業所属。1997年に「カラテカ」を結成。お笑い芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。はじめて描いた漫画作品『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、シリーズ累計では120万部を突破。その他の著作に、絵本作家である父との幼少期の思い出を綴る『ぼくのお父さん』、人気者になりたい動物たちの楽屋での姿を描いた『楽屋のトナくん』、認知症患者とその家族の日常を描いた『マンガ ぼけ日和』がある。2021年から手塚治虫文化賞の社外選考委員を務める。

「2024年 『おひさま 矢部太郎の漫画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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