自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術 (幻冬舎新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「ずいぶん挑発的なタイトルだなぁ」というのが、表紙を見ての第一印象。

    だが、プロフィル欄の著者の笑顔はとても素敵で、そのギャップにとまどった。

    本屋で平積みされて、図書館でも数十人待ちの人気の新書。

    「相手によって会話の目的は違っても、自分の話を聞いてほしいという考え方を捨て、一歩踏み込んだ深みのある会話にチャレンジすることは、自分の人生を思い通りに実現するうえで、誰にとっても必要なことだと確信しています」(「まえがき」より)

    読み進めていくと、反省することしきり。
    そして、納得することばかり。

    人はみな、自分のことを語りたい。
    知ってもらいたい。
    ならば大切な場面でこそ、全勢力を注いで相手のために時間を使うべきなのだ。

    「質問」にはあなたの全てが表れる。

    「相手を褒める」は上から目線。

    賢い人は「雑談」でなく「少し先の話」をする。

    妬みはバネになる。

    杖を持つ人に配慮できる人になる。

    採用のチャンスは「普段」にある。

    「私も!」といって話題を奪わない。

    「心を揺さぶる技術」を磨く。

    「感じがよいだけの人」にはなるな。

    「無礼な人」は淡々とやり過ごす。

    時代がどんなに進んでも、技術がどれだけ発展しても、「基本的なこと」こそが大事で、一番難しい。

    人のために灯火をともせば、自分の前が明るくなる。

    仏典でみた英知の言葉を思い出す。

    そして、できることから実践していこうと決めた。

  • オーディブルで聴了。

  • ■本の題名のつけ方が上手い。
    ■目次だけでも読むことをお勧めしたい。誰でもいくつか刺さる言葉があるはず。
    ■女性も男性も読める内容。
    ■時々内容がくどいので★3つだが、処世術として何回か読み返すとその都度発見があると思う。

  • 接客、仕事のコミュニケーションの鬼(褒め言葉)ですね。
    人の思考や状況はそれぞれと言えど、読んでいて納得するところはあった。

  • 自分のことばかり話してしまうほうなので、身に詰まるおはなしでした。
    でも、ちょっとここまでやると、ビジネスライクで、ドライだなぁとも感じてしまいます。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=14930

  • 自分のことを積極的に話すのではなく、相手について積極的に話すことの大切さを説いた本。

    人間は基本的に「自分」のことに一番興味を示します。相手の信頼を得るには、相手について話すことを心がけるべきです。

    そのときに当たり障りのないことを言っても相手は興味を示しません。相手をしっかりと観察し、相手の話をよく聴くことも重要です。

  • 心当たりのあることばかりでちょっと耳の痛い話。
    その分、直ぐに実践できそうなことがたくさんありました。
    学びは、相手の発言や行動にちゃんと反応することが大事ということ。
    自己啓発系は食傷気味だったけど、この本は違った風味があって楽しめました。

  • よくあるビジネス書だと思い、あまり期待してなかったけどいいんじゃなかろうか。ま、でもこの本を読もうとする人はこれ位自然に出来てそうな気もする。

  • 【C&P】自分のことは話すな / 吉原珠央 / 20200201 / (16/856)/ <292/137051>
    ◆きっかけ
    日経広告

    ◆感想
    ・より戦略的に、効果的にコミュニケーション取ることが重要と感じた。
    ・「好かれる人より少し緊張させる人を目指す。」は「丸くとも一角あれば人心」に通じる話。「それから?」思考が重要。

    ◆引用
    ★天気話など飛ばして、○○さんの考え方に大変興味あるのですが、よろしければ是非話聞かせてください
    ★雑談でそこそこ感じの良いだけの人、という印象で終わってしまう。
    ★質問するまら、会話の着地まで徹底的に魂を込める
    ・褒める視点より、相手に感謝している、尊敬できるところ、すごいと思うことを伝えるよう心掛け
    ・ありがとうございます。助かりました。いつもお気遣いには感謝しています。
    ★好かれる人より少し緊張させる人を目指す。
     -心が強いと思わせる
     -ミスをした貴方にチャンスを与える人
     -トラブルに動じない人
     -次のステップはと言える人?
    ・雑談ではなく少し先の話をする。
    ★分かりやすい情報(職業、肩書、車、身に着けている者)だけで人を判断するような発言は控え、もっと相手の本質的な魅力を発見し、言葉にできる人を目指す。
    ★自分自身のイメージを認識していいれば、相手と接するときに具体的にどのような言動に注意すべきかわかる。
    ・如何ですか?:相手に選択の自由度を与え、個性を引き出す質問ではあるが、意思決定に時間がかかる。直感で、一つだけ、あえて選ぶとしたら、など範囲や時間をげんていして聞くと相手は答えやすい。
    ★話したいことを5割カットで
    ・はなしたいことをシンプルに分かりやすく
     -相手が求めるずばりの答えを一言で出す
     -アイディアや代替案は相手が選択できる範囲内で
     -プラス感情(感謝、感激)を伝える
    ・相手の話したことを引用する
    ・雑談よりも反応力を磨く

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著者プロフィール

1976年生まれ。埼玉県出身。イメージコンサルタント。日本行動分析学会会員。短大卒業後、ANA(全日本空輸株式会社)で客室乗務員として勤務。その後、証券会社や人材コンサルティング会社を経てプレゼンテーションやコミュニケーションを専門とするコンサルタントとして2002年にDC&ICを設立。「体感して学ぶ」というオリジナルのメソッドでビジネスパーソンや企業向け研修や講演活動を実施。現在は早稲田大学人間科学部(通信教育課程)3年に在籍し、人間の認知や学習、行動やコミュニケーションのスタイルを学び、研究している。

「2022年 『チャンスも幸せも手に入れている人の やわらかい「品」の見せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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