文學界 (2019年9月号)

  • 文藝春秋
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910077070997

作品紹介・あらすじ

2019年8月7日刊行。村上春樹ロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」収録!

〈小説〉
高尾長良
音に聞く
村田沙耶香
カルチャーショック
樋口恭介
瞬きと瞬き


芥川賞受賞エッセイ
今村夏子むらさきのスカートの女と、私
倉本さおり覗き込まれる〈わたし〉-「むらさきのスカートの女」論


〈オピニオン〉
「文学なき国語教育」が危うい! 
紅野謙介
齋藤孝
前川喜平
千葉雅也
伊藤氏貴
北村薫
俵万智
藤野眞功

金井美恵子

  ほか

感想・レビュー・書評

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  • 特集「文学なき国語教育」が危うい!

    今村夏子特別エッセイ「むらさきのスカートの女と、私」

  • 『音に聞く』

    音楽の都を舞台にして、「言葉」と「音」をテーマに描かれた作品である。
    「言葉」に魅せられた翻訳家の姉、ほとんど言葉を発さず、作曲にだけ異様なほどの才能と情熱をもつ妹。十数年ぶりに再会した父は、姉に対しにべもなく、この街では言葉など音に勝るはずがないと語る。姉は自ら作品をものする詩人などに憧れを抱いているが、自らの才能を信じておらず、翻訳家業に甘んじている。父からは「音」の絶対優位を説かれ、彼は妹にしか関心を払わないようにさえ思える。妹の圧倒的な「音」の才能に嫉妬も覚える…しかし最後に妹の完成させた曲は、「音」がそれだけでは存在し得ず、言葉と結びつくことによって初めて無上のものとなることを示すものだった、それはすなわち対になる姉妹の和解でもある
    …といったことを表現したいのだろうかと感じたが、難解であった。
    上記に書いたような大きなテーマは全編に通底していると思ったが、アルヴァ夫妻の役割などがよく掴めなかったように、本来は、小説の中で新たな人物の登場や物語が進行するにつれて、新たな主題の展開がされるようにも思うが、場面が切り替わっても結局のところ同じ主題を繰り返しているようにも感じてしまった。
    音楽に関する知識に乏しいため、描写されている曲や他言語の音の響きなどに想像がおよびにくかった。

  • 芥川賞候補作、高尾長良著「音に聞く」読了。難しく感じる箇所もあったが、冬のウィーンの情景と姉妹の描写、全編美しく淡々とでも熱いものもあり、読後感最高。

  • 文學界 9月号
    著作者:村上春樹
    文学なき国語教育が危うい。
    タイムライン
    https://booklog.jp/item/1/B07VHY7DFG

  • 村上さんのインタビューと特集「文学なき国語教育」が危うい!を中心に、武田砂鉄さんのコラムや今村夏子さんのエッセイも読んだり。

  • 2019年9月8日読了

  • 村上春樹さんロングインタビュー収録!8/7発売
    村上春樹さんロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」収録!ファン必見です。

  • 糸井某に吠えてるエッセイが一番印象に残ってる。基本線、同意します。
    前にも触れたような気がするのだが、当方幼き頃、ちっとも面白くないのに何で大人はこの手の方々を支持しているのだろうと不思議に思った記憶が鮮明にあるのですが、少なくともこのエッセイで紹介されている発言はその昔の感覚と変わってないなぁと。
    そういう意味でこういう人たちをどうにかしないといけないと思うんでしょう、この著者の年代からすると猶更その思いが強いんだろうと。そしてそれは正しい感覚だと思います。

  • 村上春樹ロング・インタビュー「暗闇の中のランタンのように」

    「文学なき国語教育」が危うい!
    俵万智

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