危険なヴィジョン〔完全版〕３ (ハヤカワ文庫SF) [Kindle]

著者 : ハーラン・エリスン 浅倉久志・他

• 早川書房 (2019年8月6日発売)

感想・レビュー・書評

[diver0620さんの感想 · 2022年10月24日]

もっと早く出版されていれば衝撃的な内容だったと思う。
中2病エリスンのSF 愛溢れる序文が面白いが、作品的には全くつまらないものも混じっている感じ。傑作選では無いからしょうがないのか。
しかし、ますますなんでこんなに時間が立ってからの刊行となったか知りたくなってくる謎の作品集であることは間違いない。

著者プロフィール

1934年オハイオ生まれ。56年にデビュー。鮮烈な暴力描写、華麗な文体に熱狂的なファンを持つＳＦ界のカリスマ。シナリオライター、批評家としても活躍。67年、アンソロジー『危険なヴィジョン』を編纂、アメリカにおけるニュー・ウェーヴ運動を牽引した。代表作に『世界の中心で愛を叫んだけもの』(71)、Deathbird Stories(75)など。

「2019年 『愛なんてセックスの書き間違い』 で使われていた紹介文から引用しています。」