真面目にマリファナの話をしよう (文春e-book) [Kindle]

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  • 世界で最も早くマリファナを規制したのがアメリカなら、その医療的有用性を認めていち早く合法化したのもアメリカ。そのアメリカ各地のマリファナ事情の過去と現在を丹念に取材した力作。
    科学者や医者の意見を無視して新聞王を味方にした初代麻薬局長の反マリファナ・プロパガンダ。マリファナの医療効果を信じた市民たちが起こしたカリフォルニア発の医療使用合法化の波。リーマン・ショックからの立ち直りを賭けて経済的動機に動かされた嗜好用マリファナの解禁。マリファナを麻薬として扱わないことを主張する大統領候補。
    本書に描かれるこうした歴史と現実を並べると、マリファナを語ることは、その時々のアメリカの時代背景、即ち政治、経済、文化、医療などを語ることになる。かの大国にこれだけの足跡を残し、存在感を保ち続けているマリファナ。「違法薬物」のひと言で片付けていていいのか。

  • 現在のアメリカのマリファナ事情、そうなった歴史背景について
    日本、日本人について考えるヒントとなる文章あったあ

    歴史に関しては
    いつの時代も個人的(かなり小さく言えば)理由でメディアはつくられ、その中の人や物の表象はプロパガンダとなりステレオタイプを生み出すというのは
    なんにしても変わらないのだ
    ということを思った

  • 【NY在住ライターによる現地ルポ】なぜアメリカは解禁に踏み切ったのか? 連邦政府との攻防や「ビットコイン並」の勢いで沸くマリファナ・ビジネスの最前線を追う。

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著者プロフィール

文筆家。1973年生まれ。慶應義塾大学卒業、イェール大学大学院修士課程修了。1996年に渡米し、1998年よりニューヨーク在住。出版社、通信社などでの勤務を経て2003年に独立。カルチャー、ファッションから政治、社会問題まで幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)、『My Little New York Times』(NUMABOOKS)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、翻訳書に『テロリストの息子』(朝日出版社)。ポッドキャスト「こんにちは未来」(若林恵と。黒鳥社より3冊書籍化)、「もしもし世界」(eriと)の配信や『Sakumag Zine』(これまでに3冊)の発行、ニュースレター「Sakumag」の発信といった活動も続けている。

「2020年 『Weの市民革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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