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感想・レビュー・書評
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なんか違和感を感じるなぁと思って読み進めてたんですが
「スパルタ教育」に懐疑的な方なんで根っこのところですれ違ってるのかなと思いました。
僕は基本的に体育会系で気合と根性は必要と思っています。
ただ書かれていることはとても大切なことで参考になることはたくさんありました。
「自立した子ども」を育てる
つまり人のせいにしない子どもを育てるということやと思います。
親ガチャなる言葉が一瞬流行りましたがあれこそまさに自立してない子供の典型やと思います。
社会に出たら与えられた環境が違うのは当たり前。
スタートしてからもいろいろ理不尽なことが起こります。
それをガチャガチャが外れたって毎回嘆くんですかって話です。
子供の頃から誰もが違う環境で生きていると教えるべきです。
「人のせいにすることは当事者意識を持たないことと同義」
これは小さい頃から叩き込んできたなあと思います。
「本人も気づいていない価値(その子の得意やプロセス)を言語化してあげると理想的」
とても大切なことやと思います。
ただ言葉にした途端聞いてくれない現実に突き当たります。
言葉をどう伝えるかまでがセットかなぁと思います。
「大人の大事な役割とは子どもたちが異質なものに向かいたくなる瞬間をどれだけ作れるか」
新しいものを受け入れるのは大人も子供も抵抗があるものやと思います。
ただ未知のものが楽しかったり嬉しかったりするもんやと伝えることが大切です。
息子もクラスでみんなやりたがらない取りまとめを買って出たり
娘は部長、息子はバックスリーダーとクラブでも率先してやってくれてます。
やってみることでわかることもたくさんあると学んでくれてるんやなあと感じてます。
「ネガティブなものとして捉えられている弱点を克服しようとしているポジティブな自分」がメタ認知として定着する
これは自分にも言えることです。
弱点は誰にもあるし弱点は強みの裏返しでもあります。
弱点を克服するのは乗り越えるという意味もあれば裏返して強みにしていくということもあるのかなあと思います。
この辺りがメタ認知というか俯瞰して自分を見るということにつながるんやなあと思います。
「夢は叶うとは限らないけど夢に向かって走り出した人にしかチャンスはやってこない」
チャンスの女神様には前髪しかないって子供達には口酸っぱく言い続けてます。
準備してることがチャンスを掴む第一条件なんやと教えてきました。
最後まで読んでそれほどズレてないなあと思いました。
読んで良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示