ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 本能を獣、理性を調教師と例え、うまく獣を扱うことでパフォーマンスを発揮しよう、という内容。

    体調・メンタル面やタスクばらしなど様々な面から実践しやすい内容が書かれているのでどこかしら参考になると思う。全部を取り入れるのは大変だが、気になったところをつまみぐいするだけでも良さそう。

    抽象度が高いものには本能が反応しないので具体化する、自分に問いかけることでやる気を想起する、感情を観察する、睡眠をとる、栄養にも気を遣う、あたりが興味を惹かれた。特に「感情を観察する」は集中力の観点に限らずこの本をきっかけに意識する機会が増えたと感じる。ネガティブな気持ちに頭が支配されることが少なくなったのでいい感じ。

    ・獣と調教師〜ポテンシャルを400%引き出すフレームワーク〜
    ・餌を与える〜脳の馬力を高めるサプリと食事法〜
    ・報酬の予感〜脳内ホルモンを操る目標設定の奥義〜
    ・儀式を行う〜毎回のルーティンで超速集中モード〜
    ・物語を編む〜セルフイメージを書き換えて「やる」人間になる〜
    ・自己を観る〜マインドフルネスで静かな集中力を取り戻す〜
    ・諦めて、休む〜疲労とストレスを癒すリセット法〜

  • 森博嗣さん著の「集中力はいらない」と合わせて読むとかなり知見が深まる。集中力の本だが、集中力は存在しないことを伝え、理性と本能をどのようにコントロールし日々のタスクをこなしていくか?のテクニックを、科学的根拠に基づいて教えてくれている本。

    米軍式快眠テクニック(各パーツを順番にリリースしていく)

  • その場その場で集中力を掻き立てるというより、集中力を欠さないために、事前にどれだけ準備できるかに意識を向ける、といった、集中力の欠如に対する根本的な治療、という印象を持った。

    以下は、特に簡単に始められそう。
    ・自分に対する質問形式でタスクを作る。
    ・5のルールで集中力を引き立てる。
    ・アイデンティティを変える(私は〜だと宣言)。
    ・作業前にできる人を思い浮かべる。
    ・絶妙にやりたくない簡単な作業をルーティンにする。日々の記録とかなんでもいい。
    ・リマインダーを親しみのあるキャラクターのものに設定する。

    これからやってみよう、と思える具体的なテクニックがたくさんあった。

  • 集中力がある人は成功しやすい。
    お菓子を食べたい、ゲームしたい。こういった人間の本能を理性で抑え、集中力を保とうとするのは難しい。
    科学的エビデンスをもとに集中力の高め方を3つに絞って紹介する。
    コーヒー
    朝起きてから90分以降に、缶コーヒー1杯分くらいがベスト。
    朝起床後は、脳から覚醒ホルモンが生まれているため、そこにコーヒーが加わると過剰に脳が働いてしまう。
    ベートーベンやナポリオンもコーヒー好きを明言している。

    我慢してみる
    なにかちょっとしたことで良いので、自分にストレスを与える。スマホを左手でもつ、目の前のお菓子を食べないなど、そんなことでよい。
    すると、そのまま課題に取りかかると集中力が高まる報告がされている。
    我慢できた!という感覚が課題にそのまま継続されることが要因だ。

    独り言
    「この科目が終わったら、次の科目はこれにして、10分解いてみる」などと、次にやる作業を独り言として言葉にする。すると、集中力が高まることが確認されている。やはり、言葉の力は偉大だ。
    ちなみに、モチベーションを高めたい場合は「やるぞー」など前向きな言葉が良い。

  • 実践的で簡単で効果も期待できそうなチップスが多い。
    5秒数える、5分我慢する、雲や電車を見送るように距離を置く、感情の物質化、自己像の再定義、物語を作る、宣言文より質問文などなど。

  •  本を読むときに、家族が見ている動画やテレビの音が気になって中断したり、外でも外部音が気になり集中できないため拝読。

    人間の脳のシステム、本能を「獣」理性を「調教師」と定義して、獣を使いこなすことが集中力を発揮する鍵と説明。
    カフェインやテアニンの摂取方法など、食事の取り方の章もあったが、個人的には「報酬感覚プランニング」は効果があるのではないかと感じている。というのも、以前読んだオタキング(岡田斗司夫)の「スマートノート」でも毎日の目標とその評価について記録を取れと書いてあって、実践することでかなり実行力が上がった経験があったから。ただし、今回のような「読書の集中力を高めたい」という要望にはあまり合わない内容だった。

    印象的な記述として、スマホやゲームが気になって集中できない現代人は、古来より生存本能として備わっていた機能(周囲の状況感知システムやマルチタスク)などが悪用されている状態と書かれていた。同じような例で殺虫ライトの光に突っ込んでいく虫の例を挙げていた。 おいしそう!食べちゃえ!や楽しそう!やっちゃえ!は光に突っ込んでいく虫と同じだと思ったら面白かった。

  • 読み終わったというか、読むの辞めたみたいな感じ
    パラパラと項目だけは流して目は通しました。

    読んでいて面白みがある本ではないというのが原因か。
    脳の科学的な分析等良いことは書いてあるので星2つで。

  • ・難易度が簡単すぎても難しすぎても
    集中力は続かない。

    ・何が自分の集中を妨げているだろう?

  • (オーディオブック利用)
    ■感想
    生き物は(生き残るために)気が散りやすくできているという内容を読んで、集中できなくて悩んでいるのは自分だけではなかったのだと安心した。
    紹介されていた内容を実践して、集中できる状態を作り出していきたい。

    ■今後の行動
    ・集中が途切れたら5分でも外に出て歩く
    ・フリースタイルリブレを装着し、自分にとって血糖値が上がりにくい食べ物を見つける

  • エビデンスベースでしっかり紹介されているので為になった。
    もっとちゃんと読んで、取り入れていきたいです。

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著者プロフィール

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『最高の体調』『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヤバい集中力』(SBクリエイティブ)他多数。

「2020年 『ヤバい集中力ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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