IT化を迫られる外食産業のトレンドが分かる本。筆者はテクノロジーは取り入れなければならないとしているが、その中で生き残るには「人」を大切にする必要があると言っている。読みやすく、知識として参考になることが多々あった。営業のアイスブレイクに使えそう。外食に携わる人は読むべき。
●外食の売れる要素は「商品(料理)」「場所(空間)」「人」で、全てできるのが良いが、全部やろうとして中途半端になるなら、1つ切り捨てる。最近流行るお店はそういうのが多い。「人」を排除するお店も多い。
・「人」を排除したアメリカのバー、自分でサーバーからドリンクを入れる
・頑固親父のラーメン店→「人」を排除
・テーブルにある端末で電子注文→「人」を排除
・味を度外視したインスタ映えスイーツ
・いきなりステーキなんかも立ち食いで「場所」を排除に当たりそう
●飲食店と話すときに「僕ら」と言う