ネットは社会を分断しない (角川新書) [Kindle]

  • KADOKAWA
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (203ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 10万人規模の実証調査から見えてきた、インターネットと現実社会の実態について書かれた本。

    分極化しているのはネットを主に利用する若年層ではなく、あまりネットを利用しない中高年というのは肌感覚で理解はしていましたが、実証調査に基づいた本書を読んで、なるほどと腹落ちしました。

    ネットは社会を分断するものではないけれど、極端な意見が目立ちやすいという傾向が強いので、左でも右でも穏健な意見も積極的に見ていくことで自分の思考にバランス感覚を加えていくことが大事です。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

田中 辰雄(たなか たつお) 1957年、東京都に生まれる。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員、コロンビア大学客員研究員を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専攻は計量経済学。主要著作:『ゲーム産業の経済分析』(共編著、東洋経済新報社、2003年)、『モジュール化の終焉』(NTT 出版、2007年)、『著作権保護期間』(共編著、勁草書房、2008年)、『ソーシャルゲームのビジネスモデル』(共著、勁草書房、2015年)、『ネット炎上の研究』(共著、勁草書房、2016年)、『ネットは社会を分断しない』(共著、角川新書、2019年)ほか。

「2022年 『ネット分断への処方箋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中辰雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×