テンセント――知られざる中国デジタル革命トップランナーの全貌 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • とてつもなく長い一冊。この前にウォルトディズニーの本を読んだけど、それに匹敵する程の濃さだった。

    イノベーターというとアメリカに目が行きがちだが、テンセントやアリババといった中国企業も注目されるべきである。

    テンセントを創業したポニーマーの話しから始まり、どのやうにテンセントが成長してきたのかが詳しく書かれている。ウォルトディズニーの本は、ウォルトディズニー本人に光が当たっていたが、この本はテンセントという企業自体に光が当たっている。

    ウォルトディズニーの話しと共通する点は、どんな困難がやってきても強い精神力で切り抜けているという点と、ピンチをチャンスと捉えて常に変化し続けている点だ。

    常に変化するというのは、実は非常に難しく、場合によっては自分たちのプロダクトを否定する事もある。しかし、成功体験があるために、それに固執して動けなくなるのだ。

    ===
    「突撃すれば死ぬかもしれないが 、少なくとも活路は一つある 。だがテ ーブルゲ ームを守っているだけでは必ず死ぬ 」

    ある意味 、聯衆は模倣されて死んだのではなく 、対応策を採らなかったこと 、危険を覚悟でイノベ ーションを継続しなかったことで死んだのだ。
    ===

    本書からの抜粋だが、これがテンセントの強さなのだと思った。ユーザー目線でプロダクトを作り続ける事の真の意味はここにある。

    ユーザーは変わる。本質は変わらないけど、時代によって表面は変わる。その変化を敏感に察して、改善していく事がとても重要なのである。

    世界時価総額ランニングで10位以内に入っているテンセント(2019年11月時点)。この企業研究をしないでよいわけない。

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