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感想・レビュー・書評
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サイゼリア デニーズ バーミアン ガスト
モスバーガー マクドナルド
誰もが知ってるチェーン店の
凄いところを 同業者としての目で
掘り下げてくれてます
時流に乗って 大勢に受け入れられる
というのが どれだけ難しいか・・・
それを手に入れた店は
ほんの一握りの 勝ち組になるんですよね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『世の中には食べることが好きな人と食べることが異常に好きな人の2種類がある』
おそらく自分は後者に当たるわけだが、「チェーン店」に対する考え方は、この本でいう、「上から目線」であったと思う。
もちろん、物流網だとか、ストアオペレーションだとか、そうした経営戦略的な視点で見てみると、チェーン店がお店として維持できるのは、やはり超効率的な経営方針があるからであって、ただメニュー表の上にポツンと書いてある商品にも、記載されるまでに、壮絶な苦労と人数が関わっていることは、知っている。
ただ、やはり「食べる」という視点からいくと、そこにはどこか「チェーン店だから、想像以上のクオリティーのものは難しいのかな」と思ってしまう。
最近はそれを超えてくることがあり、驚いてもいる。(「驚く」というは、やはり「上から目線」だからだろう)
チェーン店の良さは、「どこに行っても同じ味」であるということ。これは本当にすごいことだと思う。近隣ならともかく、例えば一度北海道でケンタッキーを食べたときに、地元とほぼ変わらない味だったことに驚いた。
語りきれないチェーン店の素晴らしさを、散りばめた一冊。
そして、文面からはみ出るのではないかと思えるほどの、著者の「サイゼリヤ愛」。読むとお腹が空いてくる。 -
著者は エリックサウスなどで有名なシェフ、といえばいいのか?料理人といえばいいのか?
人気の方です。
本書はタイトルの通りで 店舗数が多いチェーン店の味の特徴や変遷などについての話。
冒頭の4割ほどがサイゼリヤ論で、サイゼリヤのメニューから読み取る経営戦略や、お勧めメニューやアレンジの仕方などが 稲田氏の知識とともに論じられている。
その他、マクドナルド、バーミヤン、ロイホ、富士そばなどなど...... ホメてるのか?クサしてるのか?
食べたことないとようわからん部分もあるが、基本、日本のチェーン店はマズいものなくなってきたよね という姿勢ではあるので気楽に読める。
ただ...... こういう 料理についての論て なんだかしんどくも感じる。
ごちゃごちゃ考えてるヒマに作って食べなければならない、ということが多すぎるからかも.......ね。 -
サイゼリヤに行きたくなりました。というか、チェーン店を見直すきっかけになりました。考えてみると、なんだかんだ言ってもセブンイレブンやローソンのスイーツのレベルが高いが如く、飲食チェーンも市場で揉まれているのだから一段落ちる味のわけはない。それを見事に解説してくれる著者に脱帽するしかない。
ただ、北海道の田舎だと、吉野家すらないこともあるんですよねー。そこが問題か。 -
自分、外食はチェーン店が多い。
退屈な一方である程度以上のクオリティや低価格などの安心感があるから。
挙げられるチェーン店の中でサイゼリヤの話がかなり多かった。本書のオーダーを真似してみたくなったが現在は少しメニューが変わっている。
バーミヤンか当初は攻めた展開をしていたのは知らなかった。 -
第一章のサイゼリヤについてが異常に面白い
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サイゼや松屋といったチェーン店への偏見を解きほぐすとともに「食」に対する解像度がグンと上がる。エッセイとしても実用書としても面白い。コレ読んで久しぶりにサイゼに行ったけどイナダさんオススメのプロシュートやサルシッチャは無くなっていた( ; ; )
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面白い。
話題のデートで使えるサイゼリアは稲田さんがオリジナルなのかなぁ。
食べログの使い方は色んな意味で参考になる。