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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (790ページ)
感想・レビュー・書評
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まず、装丁がすばらしい!
初めてリチャード・パワーズを読んだけど、脳と世界が広がる感覚が楽しい一冊だった。今の世に対して何かを示唆しているようであり(例えば地球温暖化とか食料危機とか)、スピリチュアル要素(アニミズムやソウルグループなど)も加わって、他にはない独特の世界観がある。
それに、木や植物という自然が加わることで、優しさと癒しと神秘性が増している。
ひとつの目的に対して動かされ、集められる人たち一人一人の物語が神秘的で、誰ひとりとして存在する価値のない人なんていない。
訳者さんのあとがきにあるように、読んだあと「世界が変わって見える」希少な物語だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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