OPENNESS(オープネス) 職場の「空気」が結果を決める [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2019年11月27日発売)


- Amazon.co.jp ・電子書籍 (261ページ)
感想・レビュー・書評
-
20191222読了
オープネスという概念について書かれた本。
職場の空気が従業員の満足度や業績に与える影響について、定量的なデータを用いて説明している。
筆者の本には毎回本を書いた時の思いが書かれており、オープネスの改善によって日本を良くしたいという意思を感じた。
本書の本質ではないが、データ分析の途中で出てきた、オープネス以外の改善すべき項目である「人材育成」についての考察が興味深かった。
人材育成についてはそもそも従業員の期待値が高すぎるため、まずは適切な期待値に調整する必要があるとのこと。
改善できる余地がある所を改善すべき、というのには納得したが、今度は人材育成をテーマにした本も書いて欲しいなと思った。
以下、本文から抜粋
---
つまり、本質的にオープネスという概念は、 ・閉鎖的で自分の意見も言えないが、怒られることもなく、機械のように働く職場 から、 ・開放的で自分の意見を自由に主張できるが、ときとして意見の衝突もあり、厳しさもある職場 へ移行するためのコンセプトなのです。そして、このコンセプトこそが、日本が立ち行かなくなっている状態を打破するための、重要な要素だと信じています。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
北野唯我の作品





