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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (138ページ)
感想・レビュー・書評
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何も悪くはなかったのに、悲惨な運命に巻き込まれたことを「自分の罪」だと言い切る王女の過去。伴の護衛騎士と軽妙なやり取りを繰り広げながら悪魔に立ち向かっていく現在。
途中まではふたつの時間軸のトーンがアンバランスだなと読み進めてきたが、エピローグで痺れた。立ち去るふたりを見送る市長の一言のあと、一瞬の間を置いて、脳内に主題歌流れそうになった。
何もかもがめでたしとはいかないが、ヒロインだけを何に替えても護り続けるヒーローと、ヒーローに背中を預けて馬上で眠れるようになったヒロインのこの先が明るいものであるといい。想像の余地を残す、好みの作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪夢の呪いで夜だけ悪魔の姿(もしくは黒猫)になる姫とそのお供の騎士(実は呪いをかけた悪魔)の旅の一幕のお話。
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