かか [Kindle]

著者 :
  • 河出書房新社
3.48
  • (8)
  • (5)
  • (8)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 109
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (84ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読み慣れない文体に苦労、年代性別ギャップに苦しみながらの読了。
    先に読んだ『推し』も含めて今後の活躍に期待!

  • 「推し、燃ゆ」とはまたかなり異なる趣だが、うねるようなグルーヴ感はさらに強い。

  • 自分の中で何かが残るようで何も残らなかった小説。

  • 高橋源一郎が100年に一度の逸材のようなことを言っていて、これは読まねばと読んだのだが、方言になかなか慣れない。そのうち馴染むかと思ったが最後まで無理だった。ガラス一枚先で演じられてるようなもどかしさ。

    『かかは、ととの浮気したときんことをなんども繰り返し自分のなかでなぞるうちに深い溝にしてしまい、何を考えてもそこにたどり着くようになっていました。おそらく誰にもあるでしょう。つけられた傷を何度も自分でなぞることでより深く傷つけてしまい、自分ではどうにものがれ難い溝をつくってしまうということが、そしてその溝に針を落としてひきずりだされる一つの音楽を繰り返し聴いては自分のために泣いているということが。』

    『異国というのはそもそも長く滞在すると消えてしまう架空の場所です。自分が生まれ住んでしまったら異国になり得ん。記憶と想像のあわいにしかないような場所、決して住み着くことはないだろう場所だかん、旅先をここに決めたんです。』

  • かか語が読みづらくって・・・。でも、それがいいのかな。よくわかんないなあ。

全17件中 11 - 17件を表示

著者プロフィール

1999年生まれ。2019年、『かか』で文藝賞を受賞しデビュー。同作は史上最年少で三島由紀夫賞受賞。第二作『推し、燃ゆ』は21年1月、芥川賞を受賞。同作は現在、世界14か国/地域で翻訳が決定している。

宇佐見りんの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村田 沙耶香
凪良 ゆう
いとう せいこう
加藤シゲアキ
西條 奈加
宇佐見りん
ヴィクトール・E...
村上 春樹
村上 春樹
朝井リョウ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×