不動産２．０ [Kindle]

著者 : 長谷川高

• イースト・プレス (2019年12月17日発売)

感想・レビュー・書評

[yawy_readさんの感想 · 2024年1月8日]

日本の不動産においては、東京とそれ以外の二極化が進んでおり、マクロで見ると日本全体の人口減によって不動産の価値は減少傾向にあるという内容。
全体を通して慎重でネガティブな姿勢のため好きではないが、不動産成功ノウハウ本が並ぶ中、甘い情報に踊らされずこのように一歩引いた見方も必要かと思わされた。

[Taka@東南アジア暮らしさんの感想 · 2020年1月30日]

業界の人向けっぽいタイトルで期待したんだけど、「2.0」と銘打たれた期待感には届かないなぁ。少子化で人口減少が始まっている日本は、良い意味でも悪い意味でも他国に先駆けて色々なことが起こるので、その辺から今伸びてる他国にも持ち込めるものとか、あるいはテックによる新しい潮流なんかがあれば、と期待してたから。ただ、読み易さは素晴らしいので、ディープに業界に絡んでない方には、雑誌なんかの特集読むよりよっぽど掴みやすいはず。

著者プロフィール

株式会社長谷川不動産経済社代表。東京都立川市生まれ。立教大学経済学部卒業。
旧リクルートコスモス（現コスモスイニシア）にてビル・マンション企画開発事業、都市開発事業に携わった後、1996 年に独立。
以来一貫して全国にて個人・法人の不動産と投資、賃貸経営に関するコンサルティング・ 顧問業務を行う。
自身も現役の不動産プレイヤーかつ投資家として、評論家ではなく常に現場と実践にこだわり続けている。
一方で、全国での講演活動やメディアへの出演を通じて、不動産全般や投資について高校生にでも理解できるよう分かり易く解説することを信条としている。
著書に『不動産 2.0』（イースト・プレス）、『家を買いたくなったら 令和版』『はじめての不動産投資』（共にWAVE 出版）などがある

「2022年 『50代、家のことで困ってます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」