スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 (宝島社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 志駕晃の「スマホを落としただけなのに」
    シリーズ第二弾。前作のラストで逮捕され、死刑確実
    な連続殺人鬼にして天才クラッカーの浦井が、どうい
    うワケだかサイバー犯罪の解決に協力する、という驚
    きの展開。

    前作に比べると事件の規模がかなり拡大しており、さ
    すがにファンタジックな香りが漂うが、それでも事件
    の「リアリティ」は大したモノ。さらに今回は主役と
    してワケアリ気味の警視庁サイバー捜査官・桐野が登
    場し、物語の緩急が明確になったのが大きいかもしれ
    ない。

    最後の最後は思わず口アングリの怒濤の展開。
    シリーズモノにするには必要な状態ではあると思うの
    だが、コレはさすがに無理があった(^^;)。しかし、
    以降の展開は正直楽しみ。こういうあざとさなら、ま
    ぁアリ(^^;)。さぁ、続編読もう!

  • リアルの自分、ネット上の自分、どちらの自分が「本当の姿」ですか?
    情報がつながりずいぶん便利な時代になりました。しかしそれによってみえないところでどんどん事態が進んでいく怖い時代となりました。スマホ、置き去りにしないでくださいね。

    ペンネーム:気力体力(図書館スタッフ)

    https://bit.ly/3RY3OjW

  • 話題になった一作目?のスマホを落としただけなのに、が面白かったから読みました。
    が、こちらは退屈でした。

    サイバー犯罪の説明や解析ソフトなどの説明が多くて読みにくかった、、、。

    ストーリーもすでにどこかの国内テレビドラマの犯罪もので見たことあるような雰囲気でした。。

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著者プロフィール

1963年生まれ。第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品『スマホを落としただけなのに』にて2017年にデビュー。他の著書に『ちょっと一杯のはずだったのに』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』がある。

「2022年 『たとえ世界を敵に回しても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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