チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで [Kindle]
- 翔泳社 (2020年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (503ページ)
感想・レビュー・書評
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ちょっと極端な設定かもしれないけど他山の石として。
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自分の考え方や向き合い方について、とても勇気づけられるような一冊だった。
「チームを見る」という第1部と、「チームを横断し、束ねる」という第2部に分かれる。
個人的には、第1部については「目新しい!新鮮な考え方!!目からうろこ!!」というような刺激はなかったかも。ただ、これまでに何冊もの本を読んできたり、あるいは自分の実経験とその内省から来るような「こうじゃないかな?」という考え方・見方が、一貫したストーリーで語られている!!と感じた。今後もし「チームづくりを任されたのだけど、どうすれば・・・」などといった相談を受けたりしたら、最初の1冊としてはこの本を推薦すれば良いのではないかな?そんな風に思った。ツボが抑えられていて、凝縮された濃い内容だった。
翻って第2部、これはまさに今後の自分が「やっていくことになるのかな?」というステージの話だったので、興味深く読んだ。「やろうとしている事は、1つのチームを作り上げる時と同じ」「ただし、アプローチを変えたりする必要はあるし、そのまま適用しようとは思わないほうが良い」みたいなメッセージを感じたなぁ。コアは同じなのだと思う。また折を見て読み返していきたい。
ただ、「嫌な感じのチーム」が生々しすぎて、物語を読んでいる時が辛かったw 自分がこういう無気力とか断絶に対して強く違和感をおぼえるようになったからこそ、「自分でチームや環境を引き上げられるようになりたい」と志向するようになったのに、この本には心底どんよりとするような最悪のチームやメンバーがいて・・・w そ(のせいで何度か読書中に中断を挟んだ)
一方で、「こういうのが嫌だ、どうにかしたい」と思う大きなきっかけと鳴った「他者と働く」の宇田川先生も推薦の言葉を寄せているのも、自分にとっては感銘を受ける要素に鳴っているかも。 -
プロダクト作りに対してチームをどう変遷させていくかのストーリーが描かれている。
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今まさにぶつかっている壁に、一歩踏み出す切っ掛けをくれた本。
本当にありがたい。