からだと病気のしくみ講義 NHK出版 学びのきほん [Kindle]

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  • NHK出版
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感想・レビュー・書評

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  • NHK出版の「からだと病気のしくみ講座」仲野徹著、読了。

    このNHK出版 学びのきほん シリーズは、さらっと数時間で読める本をコンセプトに作られた本なのですね。ちょっと前に読んだ「じぶんごとの政治学」も、要点がギュッと凝縮されていてためになりました。

    そして、この本も、さらっと数時間で読めて、人間の生命活動の根本的なしくみをわかりやすく解説してくれる本でした。

    仲野徹先生といえば、以前にも数冊の書籍(※)を読んだのですが、どれもわかりやすくて面白いものばかり。私が生命科学に興味がある、ということもあるのでしょうけれど、何度よでも学びが得られる気がします(というのは、読んでも忘れちゃうことも多いから、ってのもあるんだけど…)。

    (※以前に読んだ仲野先生の本)
    「エピジェネティクス-新しい生命像をえがく」
    「こわいもの知らずの病理学講義」

    ちょっとわかった気になれるのが嬉しいので、別の仲野先生の本も引き続き読もう、と思っているところ。


    人は誰でも、息をして、ご飯を食べて、生きている。
    それが当たり前だけど、精密機械みたいなその仕組みが、たった1つの細胞から作り出すってものすごいことですよね。なんでそんなに複雑な仕組みになっているのかわからない人体の不思議を知りたい方は、ぜひ。

  • 面白くわかりやすい。さらっとからだと病気について知りたい人にオススメ。
    最後のブックレビューも、次のステップとして役立つ。

  • 血液、循環器、呼吸器、消化器それぞれバランスよく素人向けにざっくりと医学的知識のある視点での見え方を説明してくれる。

    各臓器の具体的な大きさの記述があったりと、個人的には読みやすく、さらっと読み進められた。

  • 個人的にあまり頭に入ってこない内容だった。

    『血液ドロドロ』や『免疫力を上げる』という一般的にはよく使われる言葉が、医学的にはよく分からない言葉だということが興味深かった。

  • p.2021/6/4

  • 人間の体の仕組みについて分かり易く解説をしている。「怖いもの知らずの病理学入門」を書いた先生。ところどころの大阪弁が和みます。血液、循環器、呼吸器、消化器の流れで説明されている。すべてのたんぱく質はアミノ酸に還元されて吸収される。よってコラーゲンを食べても結局はアミノ酸になるので、目的のコラーゲンにはならない!って、家族に話をしたら、嫌な顔をされた(汗)。

  • 健康で長生きするために知っておくべき、からだと病気の基本知識について学べる本。

    軽妙な語り口でからだや病気のしくみをわかりやすく解説しています。健康法に振り回されないためにも、からだと病気の基本知識を知っておくのは大事なことです。

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著者プロフィール

1957年、大阪生まれ。大阪大学医学部卒業後、内科医から研究者になる。ヨーロッパ分子生物学研究所、京都大学などを経て、大阪大学大学院医学系研究科教授。2022年に退職し隠居生活。専攻は生命科学。著書に『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』『(あまり)病気をしない暮らし』(共に晶文社)、『みんなに話したくなる感染症のはなし』(河出書房新社)、『からだと病気のしくみ講義』(NHK出版)、『仲野教授の 笑う門には病なし!』(ミシマ社)などがある。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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