1%の努力 [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 『99%の努力と1%のひらめき』というエジソンの言葉があるが皆これを『努力すれば道が開ける』と勘違いしていると著者はいう。
    本当は、『1%のひらめきがなければ、99%の努力はむだになる』が本来の解釈であるべきだで本書は始まります。

    タイトルの『1%の努力』を一言でまとめると賢く生きるスキルを身につけろと言う事です。
    よくある自己啓発とは違い、頑張る事・努力する事を推奨はしていない。

    私が本書で印象に残った場面が3つあります。
    ①人生は常に誰かと比較して生きている
    比較して羨みそうな時は『エッグスタンドなんていらなくない』と考える
    →人生に置いて、全ての物が自分に必要とは限らない。
    卵を置くだけのエッグスタンドが本当は不必要のように、豊かであるように見せているだけの物を見破れるようにする

    ②『この壺は満杯か』の話
    →自分の人生にとって大事なものは何か、言語化して明言しておく。
    壺の中に最初に「大きな岩」を入れておかないと、後から入れる隙間がなくなってしまう。
    砂や砂利や水は後からでも入れる事ができる。
    この考え方は仕事のタスク管理にも使えると思いました。

    ③『いつだって発信者は強いという事』
    →逆張りで考えれる人間になる。
    人とは違う視点でモノを言う。常に斜めに構えている必要はないができれば『逆にこういうのはどうですかね』と前置きして口に出してみる事で自分だけのポジションを確立する事ができる。

  • 2020年の本
    私にとっては「当たり前田クラッカー」ならぬ「前田吟」で
    あり、もし、わたしはマイノリティーだとすると、危険なゾーン、危険な時代が予見される。

    会社なら倒産、体制を根本的に変えなければ、いけない。
    国なら、すぐにでも、幾つかのモデル・コミュニティー実験を開始しないと、未来の展望は暗い。

  • もっと、読んでてちょっと不快になる感じかなぁと思いながら読みましたが、全くそんなことはありませんでした。内容もぶっとんでる感じではなく、思ったより普通の本でした。
    文字が詰め込まれていないのでさらっと読みやすく、すぐ全部読めました。

  • ひろゆきさんに最近はまっていて私にしては珍しく本屋で衝動買いしてしまいました。

    本の内容ですがひろゆきさんファンにとっては聞き飽きたフレーズなのかもしれないですが最近彼が気になりだしたばかりの私には彼の感性や考えは目新しくとても楽しく読了できました。

    特に会社や仕事に依存しがちな私にとってはできるけだけ手を抜く‥的な仕事の発想はとても楽しく。なるほど~と感心して読まさせて頂きました。

    特に私のような誰でもできる仕事をやってる身ですと質より量を求められることが多く。(もちろん最低限の品質は大切ですが)適度に手を抜き早くすませてしまった方が量をこなすことができますし、会社も自分もいいですよね。

    そして適度に手を抜けば体力も残りますし長く会社勤めできますし。

    その他色々盛沢山の内容ではあったのですが、私的には『手を抜く』が一番響いた図書でした。

  • 〈印象的だった言葉①〉
    ・大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とない。
    ・小さな砂利や砂、つまり自分にとって重要性の低いものから壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになる。
    ・そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに切り割く時間を失い、その結果それ自体を失うだろう。

    〈印象的だった言葉②〉
    同じ場所で同じものを食べ、同じ仕事をし、同じ人間関係とだけ付き合っていればそれは人前で話すコンテンツがないのも当たり前。
    パターン化したら次いこう。別パターンを楽しめる領域に行こう。予測不能なものを体験しよう。そうすることで、仕事にも人生にもある程度は楽しんで取り組むことができる。

    特に①は非常に大きな気づきだった。確かに小さな砂や砂利を先に入れたら、大きな岩(重要なこと)が入らなくなってしまう。
    気づきで終わらせるのではなく、日常に落とし込む。

  • 【感想】
    ひろゆきの思考法について、実際の体験談とともにまとめられた一冊。よくあるビジネス書よりも、太字の部分が圧倒的に少なく、改行が多いので読みやすい。
    【アクションプラン】
    ・過去の話を笑い話にする。それを何十個ももっておく。
    ・遺伝か後天か判断し、あきらめるものはあきらめる。
    ・毎週何か新しい発見や行動を起こす。(新しい単語を覚えた等)

  • 2ちゃんねる開設者の西村博之氏の著書 少しの努力で2ちゃんねるやニコニコ動画を開設し、経営者として世に出たとのこと 努力しないでどうするかという豊かな発想も才能だと思う。

  • ゆるく、ほどほどに働いて生きていけるようになりたい。以下、学んだこと。

    エッグスタンド…比較対象
    この体験がなくなったら困るなと強く感じられるものを安定収入にするのがいい。誰がどう思っているかは、どうでもいい。ほかの誰でもない、「この自分」が困るのだから、自分でやる。
    今まで無価値だったものに名前をつけて価値があるように見せる。
    場所があれば、人は動き始める。
    コミュニケーションコストとは、一言でいうと、言ってはいけないことを言うスキル。根拠を提示したり、改善策を一緒に考えたりする。もし後になって間違っていれば、その時謝る。そのリスクさえとれれば、いつだって思ったことを言えるはずだ。本音で言う。そして、ちゃんと謝るこれほど単純なスキルはない。
    仕事の基本は、打ち合わせ。とにかく意見を出す。意見を出すことのメリットは「実作業が自分に投げられることがない」世の中は、本当にみんな同じことしか言わない。そんな中で、ちょっと違う視点からモノが言えれば、一気に抜きんでることができる。逆張りで考える人
    トップがどんな考えを持って、どんなビジョンを描いているか。環境が良いおかげで、自分の実力以上の成果=驕らず、これは環境のおかげと思う。
    競争のいらないところに張る。儲かっていなさそうで、誰もやってないところにこそ、チャンスは転がっていたりする。
    調べる労力を惜しんでないか?興味が出たものは、徹底的に調べる。そして、納得するポイントを探る。
    自己分析をし、自分の本当のタイプを見定める。

  • 99%の努力と1%のひらめきというのは、たとえ99%努力しても1%のひらめきが無かったら成功しないということ。日本人は99%の努力が大切だと言って働き続けるがそれでは視野が狭くなり成功しにくいというお話し。
    今週初めてのことはあったか 飲んだことないものは飲むべし
    肉屋を心配する豚になるな
    常に片手を開けておけ

    「はじめに」より

    「99%の努力と1%のひらめき」というのは、
    発明家エジソンの有名な言葉だ。
    しかし、これの真意をみんな誤解している。

    本当は、「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」という現実的な言葉だ。

    なのに、「努力すれば道が開ける」という表現で広まっている。
    発明の世界では、出発点が大事だ。
    「光る球のようなものを作ろう」
    という考えが先にあって初めて、竹や金属などの材料で実験をしたり、
    試行錯誤を重ねたりして努力が大事になってくる。

    ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない。

    耳触りのいい言葉だけが広まるのは、不幸な人を増やしかねないのでよくない。
    そんな思いから、この本の企画は始まった。

  • 電通鬼十則やリクルートなどの猛烈社員の教えで育った自分とは真逆の考え方でホントに勉強になる。
    今風の考え方を知るには大切な本

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著者プロフィール

ひろゆき(西村博之)
1976年生まれ、東京都・赤羽育ち。中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は160万人、Twitterのフォロワー数は230万人を突破。 主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)、『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』(三笠書房)、『無敵の独学術』(宝島社)などがある。

「2023年 『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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