【期間限定・合本版】八男って、それはないでしょう！ 1～４巻 (MFブックス) [Kindle]

著者 : Ｙ．Ａ

• KADOKAWA (2020年3月19日発売)

感想・レビュー・書評

[ﾊﾞｼﾙｰﾗさんの感想 · 2020年4月23日]

前から目には入ってたけどタイトルが気に入らなくて触れなかった作品
八男ってべつに異常な数じゃないだろうと
八男（プラス二女）までがみんな無事成人するまで育つような社会とは思ってなかったので、それなら確かに多いかもしれない
4冊分合本で80円くらいだったので買ってみた

「髄一」とか「芽がない」とか誤字が多いのが気になった
編集者が手抜きなのか、製本版ではちゃんとなってるのか

それから思わせぶりに次章に引いたまま、それに触れずに世界設定や雑談繰り広げるのも気になった
WEB掲載ならそんなのも許容範囲だろうけど
高くは買ってないのでアレだが、単行本普通に買ってるなら割と我慢できない部分だと思う

口調で判別できるほど差がない、男性キャラ同士のやり取りで誰の発言なのかわかりにくいのもしばしば

要はクオリティあまり高くないなというかやはりその辺は編集者が仕事してないだろうと思わされる作品
内容的には思ったよりもテンプレな俺TUEEEな異世界転生もの
思ったより低年齢で物語が進むわりに中身はオッサンの主人公以外も老成してて利益のために身体差し出すのが当然みたいな価値観持ってて12歳そこそこで恋愛感情が云々とか言われてもなあ

続きはいらない

著者プロフィール

「なろう」出身作家。2009年頃二次創作から小説を書き始め、2012年よりオリジナルを手がけて今に至る。

「2020年 『八男って、それはないでしょう！　1・2巻スペシャルパック』 で使われていた紹介文から引用しています。」