【第163回 直木賞受賞作】少年と犬 (文春e-book) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
3.93
  • (67)
  • (94)
  • (53)
  • (8)
  • (5)
本棚登録 : 559
感想 : 118
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (295ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地球っ子さんに声をかけていただき、松子さんとaoi-soraさんと一緒に読み始めるという「涙活企画」。。
    選んでいただいたのが、このずっと気になっていた一冊でした。

    主人公はシェパードと和犬の雑種犬。
    地球っこさんがコメントで言われていた「出会った人の心を映す鏡」がぴったりだと思います。
    必要とされるところに現れ、相手の心を映すことによって自分の役目を果たしていく。
    最後は涙ものでした。
    一番好きなのは「老人と犬」。
    生き方に共感が持てました。

    本の内容はみなさんのレビューにはかなわないので差し控えて。。
    5年前に19歳で亡くなったミニチュアダックスの愛犬レディを思い出して、、、
    すごく言葉が分る子で、この線からこちらに近づいてはダメ と言えば、来たくて仕方がないけれど尻尾を思いっきり振りながら我慢していました。
    他の犬とも人間ともみんなと仲良く出来る子でした。
    亡くなってからは悲しすぎて、もう犬は飼えない。
    こんなに純粋な動物が世の中にいるのかと、いつも思っています。


    みんなで同じ本を読んでいるということで、ずっとワクワクしながら楽しんで読めました。
    地球っこさん、松子さん、aoi-soraさん ありがとうございました。。。

    • いるかさん
      aoi-soraさん

      本の感想を語り合うって、本当に楽しいです。。
      本を読んでいると本がたまって仕方がないので、私は重松清さん、梨木...
      aoi-soraさん

      本の感想を語り合うって、本当に楽しいです。。
      本を読んでいると本がたまって仕方がないので、私は重松清さん、梨木香歩さん、海堂尊さんの本以外はだいたい手放してしまいます。
      でも、この「少年と犬」は大切においておきたいと思います。

      これからもどうぞよろしくお願いいたします。。。
      2022/05/28
    • 土瓶さん
      「少年と犬」より、「レディちゃんといるかさん」のほうが泣けてきそう( ;∀;)

      フォローありがとうございます。
      よろしくお願いします(о...
      「少年と犬」より、「レディちゃんといるかさん」のほうが泣けてきそう( ;∀;)

      フォローありがとうございます。
      よろしくお願いします(о´∀`о)
      2022/06/17
    • いるかさん
      土瓶さん ありがとうございます。。。

      土瓶さん すごく沢山の本を読んでおられるんですね。
      すごく参考になります。

      こちらこそ ...
      土瓶さん ありがとうございます。。。

      土瓶さん すごく沢山の本を読んでおられるんですね。
      すごく参考になります。

      こちらこそ これからもよろしくお願いいたします。
      2022/06/18
  • 傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
    2011年秋、仙台。
    震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、
    犯罪まがいの仕事をしていた。
    ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。
    多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。
    その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、
    金のために引き受けることに。
    そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。
    だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。
    多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……


    男と犬
    家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった―
    泥棒と犬
    仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指す―
    夫婦と犬
    壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた―
    娼婦と犬
    体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だった―
    老人と犬
    老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきた―
    少年と犬
    震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだ―


    直木賞受賞作と言う事で、初めて馳さんの本を読みました。
    東日本大震災の半年後岩手県釜石市で飼い主を失った
    多聞という迷犬が繋ぐ6つの連作短編集。
    南へ南へ西へ目指し仙台・新潟・富山・大津・島根…。
    多聞は色んな人の前に現れてその聡明さと無償の愛で
    その人々の心の中にスルリと入り込む。
    その人々が幸せになるかと言うと決してそうではない。
    しかし、何かきっかけを与えているように感じられた。
    多聞と触れ合う事でその人々の心が動くんじゃないかな。
    私は猫ばかりで、犬と暮らした事がない。
    でもあの柔らかさや温かさ、触れていると癒される。
    犬は主人に忠実だとか、何百キロも旅をして主人の元に戻った
    等色んな話を聞く。
    多聞はいつも一定方向ばかり見ている。
    何を求めているの?何処に向かっているの?
    こんなに一気に本を読んだのは久し振りです。
    とても読みやすい文体でした。
    あっけない位簡潔だった。
    多聞の目的が分かった時、涙が零れました。
    凄いなぁ。ひたすら凄いって思った。
    「死んだからって多聞がいなくなった訳じゃない。すぐそばにいる。」
    それはわかる!凄く良くわかる!
    馳さんが言いたかった事なんだってのもわかる。
    でもやっぱり悲しいラストでした。
    少年と犬にはもっともっと一緒にいて欲しかった。
    成長ししていって欲しかった。

    傷つき、悩み、惑う人々に寄り添っていたのは一匹の犬だった。
    それは神が遣わした贈り物に感じられたでしょうね。
    犬好きな人以外の人の心も鷲掴みにします。

    • ひとしさん
      しのさんこんばんは♫
      『少年と犬』スゴく良かったですよね!
      私は犬を飼っているので、尚更良かったかも。
      犬ってホントにスゴいなって思い...
      しのさんこんばんは♫
      『少年と犬』スゴく良かったですよね!
      私は犬を飼っているので、尚更良かったかも。
      犬ってホントにスゴいなって思います。

      私もしのさんと一緒で、少年と犬はもっと一緒にいて欲しかった。できれば、そのままずっと一緒に暮らしていって欲しかったなって思いました。

      でも、やっぱり素敵な物語でした。読み終えて、犬を抱きしめずにはいられませんでした。
      2020/10/07
  • 祝♡涙活開催!パチパチ〜拍手♫
    地球っ子さんとのコメントのやり取りの中で
    お互いに涙もろい事がわかり、一緒に涙活を
    する事になり、その輪がふわっと広がり、
    地球っ子さん、aoi-roraちゃん、いるかさん、
    地球っ子さんのブク友さん、私の5人で開催する事に。

    皆で本を準備し、読み終わった人から感想を書く。昨夜スタートした。
    なんだか、とっても楽しー♫

    泣いたかどうか?
    泣きましたよー!たっぷり(^^)

    読後、運命の出会いって人間だけじゃないんだ
    と思った。出会った時から心と心が引き寄せられて求めあって、揺るがない信頼がそこにある。言葉じゃ言い表せない繋がりがそこに間違いなくある。

    主人公?の主犬公?の多聞(タモン)は
    孤独の匂い、死の匂いを嗅ぎ分けられる。
    そして賢く人の心に寄り添う事ができる。
    そんな多聞が、岩手から熊本まで、運命の人との再会の為、色々な人に出会い助けられながら、また助けてくれた人を癒しながら、旅する話。

    人間同士だけじゃなく、犬も猫も鳥も、年齢、性別、生き物の種別を超えた運命の出会いを信じさせてくれる。そんな本でした。

    出会いについて…。
    一年前にブクログを始たのですが…、
    ブクログの中でたくさんの方に出会えて嬉しい!
    べら、やすこ、おびさん、ひろ、どんちゃん、あおちゃん、地球さん、いるかさん、akoさん、のらさん、ひろみ、ひまめろさん、他にもたくさん!色々な人から色々な元気や笑いや感動をもらって毎日楽しいです!
    ありがとうございます‼︎
    これも、運命の出会いかもと勝手に思ってます。
    (^^) 大切にしていきたい♡

    • アールグレイさん
      こんにちは(^_^)/アールグレイです!

      お邪魔致しますm(._.)m
      「少年と犬」、シンプルな題名に読む気がおきませんでした。
      でも、そ...
      こんにちは(^_^)/アールグレイです!

      お邪魔致しますm(._.)m
      「少年と犬」、シンプルな題名に読む気がおきませんでした。
      でも、そのうちに読もうかと気が変わりつつあります。松子さんをはじめとする皆さん、ありがとうございます
      (*⌒▽⌒*)☆彡
      2022/05/27
    • 松子さん
      アールグレイさん、こんにちは(^^)
      なんと嬉しいコメントありがとうございます♡

      そう言われてみると、私も本書を何度も見かけてはいたけれど...
      アールグレイさん、こんにちは(^^)
      なんと嬉しいコメントありがとうございます♡

      そう言われてみると、私も本書を何度も見かけてはいたけれど、読む気持ちは全くありませんでした。 おびのりさんの感想を読むまでは!

      他の方の感想に触れて、興味がわいて、手に取るって、なんだか素敵な出会いの流れですねぇ。

      ふふ、泣かないかも…と途中まで油断してたら
      後半、涙がどぱー!でした。
      いつか、思いっきり泣いてデトックスしたくなった時はおすすめです(^^)
      2022/05/27
    • aoi-soraさん
      アールグレイさん、こんばんは。
      シンプルな題名に…って、分かります!
      私、わりと題名とか装丁とかにも左右されちゃう方です(^.^;
      で...
      アールグレイさん、こんばんは。
      シンプルな題名に…って、分かります!
      私、わりと題名とか装丁とかにも左右されちゃう方です(^.^;
      でもこの作品、このシンプルな題名がしっくりくる骨太な感じで、良かったですよ。
      2022/05/28
  • ホヤホヤの直木賞作品、期待して読んだけどちょっと残念でした。よく出来ているとは思うけど出来過ぎ感が強くて、作り込み度合いが気になってしまうかな?!
    岩手で出会った運命的な一匹と一人が5年の月日を経て感動的な再会をするのだが...
    ハチ公を遥かに凌ぐような設定がちょっとねぇ。東日本大震災に始まって熊本地震でエンディングなのも いかにもでした。
    でも何度も何度も候補になった直木賞を遂に掴んだのですからおめでとうございます!

    • ありんこさん
      辛口ですねぇ。でもエールなのですね
      辛口ですねぇ。でもエールなのですね
      2020/08/06
  • 犬のロードムービー的な感じ。
    多聞という名の犬が、日本縦断してあちこちで人と交わり癒し、目的の所まで向かう。
    震災の被災地で危ない仕事をする男に守り神だと可愛がられ、その男の仕事で関わった泥棒と旅して、
    さらに山中を彷徨って子どものいない夫婦のもとで過ごしたりする。
    多聞を自分の犬にしたいと思う人は皆多聞が行きたいと思う場所がどこかにあると気づく。
    多聞はどこに行きたがっているのか。

    多聞が関わった人は死んでしまったりするので、死の臭いを嗅ぎつけてるのか?
    一体どこまで南に行くんだろう?とか
    ミステリアスなんだけど、
    ちゃんと会いたい人に会えますように!と願いながら読んでいた。

    そしてラストの章で号泣。
    胸が締め付けられるようでした。
    読んでいる間、幸せな時間だった。

    • チェリーさん
      misachi68さん
      わぁ…!「シャルロットの憂鬱」から読みたい本を見つけてくださって嬉しいです!
      本の共有ができるって本当に楽しいですね...
      misachi68さん
      わぁ…!「シャルロットの憂鬱」から読みたい本を見つけてくださって嬉しいです!
      本の共有ができるって本当に楽しいですね。
      2022/05/01
    • misachi68さん
      チェリーさん、
      本の好みは合う人が少ないので嬉しいです!
      ちなみに買った本は近藤史恵さんの『三つの名を持つ犬』です( ˊᵕˋ )
      チェリーさん、
      本の好みは合う人が少ないので嬉しいです!
      ちなみに買った本は近藤史恵さんの『三つの名を持つ犬』です( ˊᵕˋ )
      2022/05/01
    • チェリーさん
      misachi68さん
      「三つの名を持つ犬」知りませんでした。
      あらすじ読んだだけで泣けそうですね(笑)
      ぜひ感想教えてください(´∇`)
      misachi68さん
      「三つの名を持つ犬」知りませんでした。
      あらすじ読んだだけで泣けそうですね(笑)
      ぜひ感想教えてください(´∇`)
      2022/05/01
  • 犬が大好きな私。
    私もタモンと出会えることがあれば、私も素直になれるかなっ、、、と思いながら、タモンの長くて短い、熱く切ない旅を味わいました。

    読み進める中、これはもしかして、と思いつつ、結末を不安に切なく読みました。
    少年とタモンの絆に安堵しながら、切なく、悲しくも温かい涙を流すことが出きました。 

    私もタモンを洗い、なでてあげたい、賢い、りっぱなタモンに会いたいな。

    • 松子さん
      和風よちゆきさん、はじめまして。
      フォローありがとうございます(^^)

      少年と犬、感動しますよねっ
      私も涙涙で読みました。

      よちゆきさん...
      和風よちゆきさん、はじめまして。
      フォローありがとうございます(^^)

      少年と犬、感動しますよねっ
      私も涙涙で読みました。

      よちゆきさんのレビュー、読んでいて楽しいです。いま少し小説が少なめなのですが
      色々な本の情報交換ができたらうれしいです。
      どうぞお願い致します(^^)
      2022/12/08
    • 和風よちゆきさん
      松子さん、こんにちは、
      お返事頂きうれしいです。
      ワンちゃんってお利巧で、律儀で、お話できない歯がゆさ、どうにならないかなって思います。
      ワ...
      松子さん、こんにちは、
      お返事頂きうれしいです。
      ワンちゃんってお利巧で、律儀で、お話できない歯がゆさ、どうにならないかなって思います。
      ワンしか言えないのに、タモンのことを考えると泣けますね。

      私自身、正直完全理系で、文書を読むことが苦手なのですが、
      コロナ禍で人とのコミュニケーションが減り、感情への刺激を求め、本を読みだしました。

      コメント頂けた松子さん★5の本も読んでみたいと思いました。
      末永く、ボチボチと仲良くしてください。
      2022/12/10
    • 松子さん
      よちゆきさん、遅くにごめんなさいm(_ _)m

      コロナ禍で本を読み始めたとコメントにあり、
      私も同じだったので嬉しく感じました。
      こちらこ...
      よちゆきさん、遅くにごめんなさいm(_ _)m

      コロナ禍で本を読み始めたとコメントにあり、
      私も同じだったので嬉しく感じました。
      こちらこそポチポチと仲良くお願いします(^^)

      そして、気付いたのですが、
      和風よちゆきさんもTwitterされてるんですね!
      このたまご?の写真どこかで見た事があるような…と思ったらTwitterでした♪
      フォローさせていただいちゃお(^^)

      夜分に長々と失礼しましたぁ!
      2022/12/12
  • 東日本大震災で飼い主と死に別れした犬のタモンは、南の方角に向かい旅を続ける。旅の中で出会った人たちと生活を共にしながら、話は進んでいく。

    タモンを拾うのはいつも訳ありの人物だが犬好きで優しく、どこの家庭でも大切に育てられる愛され上手で賢いタモン。

    その人物達との別れは一見残酷なもののように思えるが、一時でもタモンとの家族の時間が過ごせてよかったのかも。
    自分も愛犬のそばにいれることに感謝して大切に過ごしていこう...。

  • 1匹の犬が東北から九州まである人を追いかけていく物語。行く人行く人のところで飼い主が死んでしまう。そういう運命を背負った犬かと思ったら違った。最後の最後でジーンとなる。

    ただ、できれば東北の震災の話しを絡めないでほしかった。震災のことに絡まったその瞬間から読む人の頭にはあの悲しい出来事がフラッシュバックする。逆に言うとそうした心情を確実に想起させることができる。きっとそんな手段を使わなくてもこの作者であれば素晴らしい物語に仕上げられたはず。

    そもそも、どういう思いでこの作者が書いたのか、背景は全く知らないが、純粋に楽しめなかった。

  • 一頭の犬がある目的のために国内を渡り歩き、その中で複数の人間に飼われる連作短編。

    おそらく、大型犬好きの人にはたまらない小説。多聞が出会う人間は自分勝手に多聞を拠り所とし、多聞はただただそれを受け入れる。

    気になるところは何故多聞が死期が近い人間の元に引き寄せられるのかということ。話によっては多聞の行動によって死につながった部分もあり、見方によっては死神のような存在に見えてしまう。世の中の理不尽さを表すためにしても行きすぎたご都合展開にも見えてしまうため、(多聞のためにも)ちょっといただけなかったと感じてしまった。

  • 第163回直木賞を受賞したのは、
    馳星周の作品。これまで何度も同賞の候補に挙がって
    いた作家だが、遂に至宝に手が届いた。実はこの作家
    の作品を読むのは、コレが初めてなのだが・・・。

    舞台は日本各地。期間は東日本大震災から熊本大地震
    勃発までの5年間。震災で飼い主を失った犬が、ある
    場所を目指して旅をするのだが、その道程で関わった
    人たちをそれぞれ主役に据えた連作短編集。

    文句の付けようのないしっかりした人間ドラマであり、
    登場する各々の事情に深く共感せざるを得ない程の圧
    倒的な心情描写力。それをただ見ている筈の「犬」が、
    やたら神々しく感じるのだから凄い。

    ラストであの頃に起こったいろいろなことを思い出し
    た。心が苦しくなり、読み進めるのが辛くなり、気が
    付いたら号泣していた。小説を読んで泣いたのは本当
    に久しぶり。もし今回、コレでは無い別の作品が直木
    賞を取ったとしたら、僕は選定者の神経を疑うと思う。

    こんな凄い作家にこれまで触れて来なかった自分が、
    ちょっと情けない。しばらく馳星周強化月間に入るぞ、
    きっと。

全118件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

馳星周の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×