いちばんやさしいアジャイル開発の教本 人気講師が教えるDXを支える開発手法 「いちばんやさしい教本」シリーズ [Kindle]

  • インプレス (2020年5月1日発売)
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本 ・電子書籍 (335ページ)

感想・レビュー・書評

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  • アジャイル開発はなぜ必要なのか。その理解から始まり、具体的な手順や実施方法が記述されており、ためになった。実際にスクラムを行っているが、なぜこうした手順や手法が導入されているのかという理解につながった。また、実際にアジャイル開発に取り組むにあたり直面する課題や解決策にも触れており、実践的な内容が知れて良かった。

  • 本格的なアジャイル開発 (スクラム開発) を行うプロジェクトに参画したので、アジャイルの基本を学ぶための最初の一冊目として読みました。

    "いちばんやさしい" と書いてある通り、アジャイルの考え方や個人で小さく始めるための最初の一歩について、初心者にも分かりやすく丁寧に具体例を交えて説明されています。

    過去主流だったウォーターフォールと比較し、単純にアジャイルが優れているという話ではなく、どういうケースならアジャイルが適しているかというフラットな視点で解説されていたのが良かったです。

    初心者向けの基本的な内容だけでなく、個人からチーム・組織へアジャイルを広めていく方法や、アジャイル開発を円滑に行っていくための様々な取り組みについても書かれているので、初心者から初級・中級者辺りまでお勧めできます。

    一度読んだら終わりではなく、自分自身がアジャイル開発に慣れるまで、また、新しいプロジェクトやチームにアジャイル開発を導入する際などに何度も読み返せる本だと思います。

  • アジャイルがどんなものか簡単に教えてもらえる

  • アジャイル開発なんもわからん、というときに読むと、どんなものかがわかる本。
    アジャイル開発におけるスクラムやらイテレーションやらなにやら、用語を知ることができてよかった

  • 思想と実践がどちらもいい感じに記述されていたように思います.アジャイル開発とは不確実性ある目標に到達する手法,PDCAをより多く回す,「チーム」「イテラティブ」「インクリメンタル」..

  • 「いちばんやさしい教本」シリーズは、経営で必要になった時にその都度、辞書のように活用している。マニュアルとして活用できるので助かります。

  • アジャイル開発ってよく聞くが具体的にどうやるのかということが記載された本。
    自分はガチガチにウォータフォールモデルで開発されることを求められる会社に勤めているが、プロジェクトの進め方とか、仕事の進め方については、はからずもアジャイル開発でも取り入られている方法を取り入れているのかと思った。
    ただ、プログラマはほとんど外注しているし、改善・修正を繰り返すアジャイル開発に、設計やプログラムのソースがそれに耐えうるものになっていないと、私が入社した頃(30年前)によく見た汚いソースになってしまうんだろうなと思った。
    会社はきれいなソースを書こうとかということに力を入れていないので、やるんだったら自分が旗を振らないとダメなんだろうなと思ったが、保守・運用フェーズでそれを考えても後の祭りである。

  • 今まで自分が読んだアジャイル開発の本の中で一番網羅的で実践的な気がする。
    * 昨今のソフトウェア開発の傾向やなぜアジャイル開発なのかという前段からの説明
    * 実践するときにぶち当たる問題を扱っているということ
    * 新しい本なので、過去に出版された良本に書かれていることがうまく引用されている
    * しかもPrime readingだと無料!

  • 【目的】
    アジャイル開発を知る
    【まとめ(1P)】
    アジャイル開発とは短いサイクルでリリース→フィードバック→カイゼンを繰り返す
    【ポイント(What)】
    ・不確実な世の中に対応するための開発手法
    ・現場と強調し必要なカイゼンを探索
    ・インクリメンタル=少しずつ、イテレーティブ=反復的につくる
    【アウトプット(How)】
    ・あったほうがいい機能、将来的に必要そうな機能は省く
    ・継続的なカイゼンのために見える化しておく
    ・「フィボナッチ配列(1,2,3,5,8)」単位でタスクを見積もる

    【その他】
    ・YouTubeはもともとマッチングアプリだったが、別の利用目的のユーザーが増加し方向転換した
    ・「フィボナッチ配列(1,2,3,5,8,13…)」は大きなタスクほど誤差が入る

  • やさしいと嘘は違う

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著者プロフィール

株式会社レッドジャーニー 代表。サービスや事業についてのアイデア段階の構想からコンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイルについて経験が厚い。株式会社リコー CDIO付DXエグゼクティブ、政府CIO補佐官も務めた。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。株式会社リコー CDIO付きDXエグゼクティブ。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。著書に『カイゼン・ジャーニー』『チーム・ジャーニー』『デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー』(翔泳社)、『正しいものを正しくつくる』『組織を芯からアジャイルにする』(BNN新社)、『いちばんやさしいアジャイル開発の教本』(インプレス、共著)、訳書に『リーン開発の現場』(オーム社)がある。

「2023年 『これまでの仕事 これからの仕事 ~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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