木曜日にはココアを (宝島社文庫) [Kindle]

  • 宝島社 (2019年8月6日発売)
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みんなの感想まとめ

心温まる短編小説が12編繋がるこの作品は、登場人物たちのそれぞれの物語が川沿いの桜並木にあるカフェを起点に展開します。青山美智子の独特の世界観に引き込まれ、読み進めるうちに心がほっこりと温かくなる体験...

感想・レビュー・書評

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  • 青山さん 2冊目。。。

    12の短編が繋がる、繋がる。
    どれもとっても良いお話。
    そして、最後のラブレター。
    ウーム とても良い感じ。
    これは、ほかの作品も読まないと。
    ちょっと続けて青山さんの作品を読みたいと思います。。

  • 「月曜日の抹茶カフェ」を随分前に読み、その時に「木曜日にはココアを」の存在を知り、いつか読んでみたいと思いながらそのままとなっていました。文庫化(電子書籍化)されていたことを知り、早速読み始めました。

    川沿いの桜並木の外れにある「マーブル・カフェ」を起点に登場人物たちの別々の物語が繋がっていくという、12編からなる短編集です。いつもの青山美智子ワールドに惹き込まれ、知らず知らずのうちに暖かい気持ちになっていました。
    連作短編集という作品構成については好みは別れるかもしれませんが、難しい構成の他の作家による長編を読んだ後だっただけに、やさしい物語に私のこころも救われたような気がしたのは偶然でしょうか。

  • あら!読み終わって本を閉じて初めて気が付きました‥‥この表紙。
    ミニチュアライフの田中達也・・・さんだ。
    NHKに紹介されているのを見て、すぐフォローしました。
    とてもよい。

    そしてこの本、とてもとても好きです。この作家さん好きです。
    きょうは天気も良いので、このまま図書館に返却します。

    ココアが飲みたくなりました。

  • 卵焼きに悪戦苦闘してるときに優しい電話をかけてくる旦那さん素敵すぎる。

    ひとつひとつの物語の主人公たちが、まるでしりとりのように繋がっていく。
    それぞれにこころがほっこりするストーリを用意して。
    この作者のストーリーテラーたるや。恐るべし、恐るべし。

  • 仕事で落ち込んでいた時にchatgptにおすすめしてもらった一冊。
    シドニーに行くまでのところが、
    すごい、心に刺さり、
    ぽろぽろと涙を流しながら読みました。

    心がほっと温まる、
    まさにココアのような物語
    別の物語の脇役が、次の話では主人公に。
    リレーのように紡がれていくストーリー。
    別の作品も読んでみたいと思いました。

  • 寝る前にほんの少し読書をして、心温まるエピソードに癒やされて気持ちよく眠りにつけました。
    続編も読んでみたいと思いました。

  • 青山美智子さんの本は安心して読み始められる
    何冊か読んできたが、どれも正解(笑)
    これはいるかさんの本棚でみっけ
    青山さん大好き友人がまとめて送ってくれた文庫たち
    まずデビュー作から

    12色のカラーで綴られる話はどれも愛しい
    やはり大正解(笑)

    そして、ラストの「恋文」にはウルウル
    幸せな気持ちをもらって本を閉じる

    ≪ ささやかな 出来事つなぎ 救いへと ≫

  • 青山美智子さんは「赤と青のエスキース」に続き2冊目です。

    川沿いの小さな喫茶店、マーブル・カフェで働く店員さんの話から始まり、少しずつ話が交わりながらストーリーが展開していきます。
    特段面白いわけでも悲しくて涙を流すわけでもないのですが、その分安心して読み進められます。

    「ココアさん」がはじめと終わりで繋がったときには驚きました。
    あの人をココアさんと呼んでいた人は、また同時に、別の人にとってのココアさんでもあったのですね。

    「マスター」も良い仕事をしていますね!
    不思議な縁の巡り合わせにほっこりしました。

  • 抹茶カフェを先に読んでしまったのが残念。意外と世間は狭いなぁと思うことがあるけど、どこかで誰かと繋がってるっていいですね。終わり方も良かった。

  • 小さな喫茶店から始まる短編集。どこかで少しづつ重なったりすれ違ったりする人たちの人生が、大きな円を描いてひとつに丸く収まる、という最近よくあるパターンと言えばそうだけど、どの話も優しく、前向きに終わるのが心地好い。
    気付いていないだけで、自分の回りでもこんな風に人の繋がりがあったりするのかも…、なんて想像するのも悪くはないかな。

  • 川沿いの並木道の終わりにひっそりと佇む
    マーブル・カフェ
    そんなこじんまりとしたカフェの店員さんが
    こっそり恋焦がれるのは、ココアさん
    必ず木曜日にきて、いつも同じ席で手紙を書く女性だ
    そして、頼むのは、決まってココア

    そんな店員さんのストーリーを皮切りに
    東京/シドニーと2拠点、色をテーマにしながら
    次々に人、視点を変えストーリーが展開される

    ショートストーリーだし
    それぞれほんのり気持ちがあたたまるもので
    最初の店員さんの恋はどうなるの〜?
    とワクワクしつつあっという間に読んでしまう
    ん〜 でも、
    もう少しふたりの会話が聞きたかったなぁ

  • ほっこりする話でちょっとリラックスしたいなと思ったときにサクッと読める本。短編集だが、それぞれの登場人物がみんなどこかでつながっていてその仕掛けを見つけるのもおもしろい。こんな居心地がよさそうなカフェが実際にあれば行ってみたな~

  • 全てが優しくてきれい過ぎて、照れた。笑

    出てくる人たちが繋がっていて、大切な思い出を持っていて、大切な人を大切にして。

    本当にきれいで優しい話だった。

    あんなラブレターをもらったら、
    幸せな片思いをしてる人からもしもらったら、
    嬉し過ぎて幸せ過ぎて、そしてやっぱり、かなり照れるなぁ。笑

  • とても暖かくて優しい作品だと思いました。12の短編で場所も仕事も年齢も違うなかで一生懸命誠実に生きているそれぞれの主人公達は、繋がりあって結果的に支えあっていてとてもステキです。マコさんがあの人だったとわかった時はビックリ✨ところどころに珠玉の言葉がココアのハートみたいにうまくこぼれてて胸をうちます

  • 青山美智子さんの作品は「赤と青とエスキース」に続き2冊目。2冊目にも関わらず青山美智子さんの優しく心温まる作品の大ファンに。

    物語の人物がリレー形式で繋がっていくのが面白い。
    どの作品も素敵だったけど、特にマコとメアリーのお話が印象的だった。前世でも出会っていたと直感的に感じられるそんな存在に出会えるなんて羨ましくもある。

    青山美智子さんは、シドニーに在住されていた経験があり、物語にもオーストラリアが多々登場する。私もオーストラリアへ行って、ロリキートというカラフルな鳥を探して、ボタニックガーデンをお散歩して、ジャカランダという紫色のお花を見て、そしてフィッシュアンドチップスを食べたい。

  • 12人それぞれに焦点を当てた物語が詰まった一冊。
    嫌な人が出て来なくて、温かい話が多い。
    ちょっとスピリチュアル的な話もあったけど…。
    人生こんなに上手く行けたら楽だよなーって頭の片隅でぼんやり思いながらも、気楽に読めて結局はホッコリさせて貰いました。

  • 青山美智子さんの本はこれが初めて。
    映画を観ているかのように情景が広がって、読み進めるほどに登場人物みんなが愛おしくなる!
    物事自体には良いも悪いもなくて、あなたの捉え方があるだけってよくいうけど、世に溢れてるであろう物事を多面的に見せてくれるような語りが、そっと気づきを与えてくれる。心が揺さぶられる言葉にたくさん出会える本でした。一気に大好きな作家さんになりました。他の作品も読んでみたい!

  • 東京とシドニーを舞台にした12編の心温まるお話。
    日々生きていて感じる悩みやモヤモヤを抱えながらも、自分の居場所に気づき前を向いていく人達の姿に心が洗われ、読んでいて暖かい涙が流れました。
    ある物語に脇役として出てきた人が次の話では主人公になり、こんな人だったんだと新たな発見があったり共感できたりして、人それぞれに自分を主役とした人生があるんだなぁとしみじみと感じました。
    物語の題名に色がついているのも良かったです。
    私の物語を書くとしたら何色になるんだろうと、ふと考えてしまいました。

    「私はおもうんだけれど、正しい謙虚さというのは正しい自信だし、本当のやさしさは本当のたくましさじゃないかしら。」

  • 「赤と青とエスキース」の読後にチョイス。
    2017年作品
    2024年2月は日経平均はバブルに迫る勢いがあり、バブル臭がなんとなく丁度あった。

    「木曜日にはココアを 」と「恋文」をサンドイッチした作品。読後になんとなく、穏やかになれた作品でした。

    公共交通機関、公共施設を頻繁に利用する身なので、老若男女のマナーが気になり、つい一喜一憂しているに日です。その日の老若男女のマナーで一日の気分が左右され、最近は怒り、悲しみが多い気がします。
    時折、マナーの良い方を見かけたときは救われます。

    やはり、ワタルとマコにちょっとウルっときました。

    私の残念な記憶としては中学のとき、母親の悪意しか感じられない弁当を思い出しました。焦げた卵焼き1つとご飯やのりとご飯だけの弁当が続き、同級生や同級生の親まで同情されたことですね・・・。今で言う毒親の両親。

    親の虐待ニュースを観て、つい、日本の明るい未来を願うばかりです。

  • 2023.8.23

    なんて温かい物語なんやろうか。
    サクッと読めるってこのことやと思うくらいすぐ読み切ってしまった。
    生きてたら私の生きる意味ってなんやろうとか死んでしまってもいいんじゃないかとか思ってしまうことあるやん、やけど、この本を読んだらもうちょっと生きてみよう。
    私も生きたいって思えるんだよね。
    人生のどこかで他人と繋がってるっていうのが、日々感じられなくなるけど、ちゃんと繋がってるって思い起こさせてくれる。

    人を繋ぐのが好きなマスター, good jobだ!

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著者プロフィール

1970年愛知県生まれ。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国し、上京。出版社で雑誌編集者を経て、執筆活動に入る。第28回「パレットノベル大賞」佳作を受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が、第1回「宮崎本大賞」を受賞する。『お探し物は図書室まで』で2021年「本屋大賞」2位に、『赤と青とエスキース』で2022年「本屋大賞」2位に選ばれる。他の著書に、『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』(U-ku氏との共著)『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』等がある。

青山美智子の作品

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