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感想・レビュー・書評
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著者はアフリカのマリ出身で、中国に留学し、その後来日して、京都の大学の学長になったひと。日本人の欠点をズバズバ切り込んでくる。ただし、著者が指摘する日本の変なところ、日本人の問題点は、知らなかったわけじゃなく、いや、おっしゃるとおりなんですが、という感じを持つ読者が多いのではないだろうか。外からの視点を持っているからわかる、というよりは、著者が思っていることをあえて言わない、という日本人特有?の変なリミッターを持っていないから書ける、ということなんじゃないかと思った。
直すべきとぼくも思うが、思ったことを思った通りに発言すると煙たがられ、遠ざけられる、という経験を何度もしている。そういう人が偉くなる組織は先がないのだろうな。ぼくがそういう組織にたまたま所属していた、あるいはぼくのやり方がまずかったのならまだしも、もし日本という組織が未だにそういう体質を持っているなら、日本やばい、わけだが、先日の森発言なんかを鑑みるに、どうもそれっぽい。ああいう輩にはどんどん失言してもらって、失脚してもらったほうが、日本のためだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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