転生したらドラゴンの卵だった ～イバラのドラゴンロード　3 (アース・スターコミックス) [Kindle]

著者 : Rio 猫子 NAJI柳田

• アース・スター エンターテイメント (2020年7月10日発売)

感想・レビュー・書評

[myomyaさんの感想 · 2020年7月28日]

ドーズ（＋卵）の追跡からリトルロックドラゴンの撃破まで。
魔物側ヒロインの黒蜥蜴の出番なし。
可哀相。

進化先としては人間と交流したい目的ならダークドラゴ・ヒューマなんだろうけど、そんなことをしてると交流する相手が全滅する上に自分も危ないっていうね。
あと、ゲーム的な世界なんだし、進化に条件が必要なら、その条件も提示して欲しいわな。
そもそもシステム的にノイズで進化先を誘導したり、村を見捨てれば良い的なことを言ってるのに進化の必要条件である「人間の殺害」を教えなかったり、黒幕は何を考えてるのか（というかちゃんと考えてるのか）ちょっとわからない。

で、結局は厄病竜に進化しちゃって、ただでさえ巨体になって交流が難しいのに、更に『竜鱗粉』で近づくだけで弱っていくとか、どんどん孤独が進行していくっていう。
マリエルがグレゴリーの死体の様子（既に身体が致命傷だったとか首の表情とか）から状況を察してくれれば良いのだけど。