これからの生き方。 自分はこのままでいいのか? 問い直すときに読む本 [Kindle]
- 世界文化社 (2020年8月5日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (359ページ)
感想・レビュー・書評
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20200810読了。
自分のキャリアや価値観について見直すために読んでみた。漫画編と自己分析のワーク編で構成されている。ワーク編のキャリアのタイプごとのアドバイス等は参考になった。
以下、気になったことメモ。
・ブックスマートとストリートスマート
自分が生きていくための知恵を持っているか。自分がコスパなしで熱中できるものって何だろうか。
将来楽をするために勉強する、は絶望へのキックオフ、という言葉に考えさせられた。
・視観察のフレームワーク
他人の行動、同期、価値観を見る
・知恵、意志、情愛
スキル型、意志型、チーム型、バランス型のキャリア
・バランス型のキャリアのすすめ
・人を率いる経験を積む
・自分の成果をアピールする術を身につける
・自分のレジュメを定期的に作る
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【印象に残った話】
・これからの生き方は、自分が以下のどのキャリアタイプに当てはまるかを考えた上で、選択すると良い
・「スキル型のキャリア」
・「意志型のキャリア」
・「チーム型のキャリア」
・「バランス型のキャリア」
・なんとなく自分の生き方に不満があるのは、自分自身の価値観を自分が理解していないことにある
・自分の価値観が明確になっていけば、感性(違いに気づく力)に磨きがかかり、やがては自分なりの「これからの生き方」も鮮明になってくる
【アクションプラン】
・自分の価値観を改めて振り返り、自分の相手の差分を言語化することを習慣化する -
漫画好きの私としては、前半の漫画部分は読みやすかったですが、よくあるキャリアウーマンが、人間関係を学びながら成長していく物語で心にはあまり残らなかった。
後半のワークの部分は勉強になりました。
今迄人の好き嫌いが何故生じるのか?が漠然と生理的とか、価値観とかという認識でしたが、好き嫌いは2階建という事が心に響きました。
【身体的な好き嫌い】※衣食住と深く関係するが、お金で解決出来る。【思想的な好き嫌い】職業観や生き方で相手を変える事は困難。
→相手の違いを理解し、自分とは違う事を受け入れる。共通項を探して、協力し合える事を軸に取り組む。という考え方ができる様になりました。
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筆者がこの本に対して、感性を磨くための本」と記している
感性を磨くためには、体験を観察し、違いに気づいていくこと
主観的に体験したことを、客観的に分析する、繰り返しが、感性を磨くということ
漫画、活字、インタビューという3部構成が新しい
著者の伝えたい思いがスッと言葉になって入ってくる、面白い人だなぁという印象を持った
「投資を置こうかどうかの基準の2つ」
応援したいか・・事業内容もしくは経営者をサポートしたいか
応援できるか・・自分が投資することで付加価値を与えられるか
「人を見る力」
1. 誰かの発言を「言葉と言動」に分離してメモを取る
2. その行動から動機を推測する→その人が充足感を感じる瞬間はどういうものか、仮説を立てる
3. 何か事象が起きた時に、言葉と行動を分けてメモを取る習慣をつける
歌は聞き手こそが主人公になれる
作り手が生み出した歌は、一度本人の元を離れると、聞き手の人生の一部になっていく
主役は作り手ではなく、受け手となる -
いろんな立場や年齢の人にフォーカスして物語できており、わかりやすく、キャリアについて学ぶことができた.
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「つまらない仕事って楽なのよ。
なぜかというと大して高い技術を磨かなくても、そこそこお金もらえるから」というセリフが心に刺さった。
あぁ、自分の仕事はこれだなって思った。
決して楽ではないが、別にやりたい仕事ではない。
ある程度できるようになるまでは、結構苦労する。
ただ、一流を目指すようなものでもない。
どうせ数年後には異動するし。
やりたい仕事ではないが、それなりに意味がある仕事ってことは分かってる。
だから、無難にこなしておけばいい。
そこそこお金はもらえるし。
そんなつまらない仕事。
子供のときはこんなことしてる自分は想像してなかった。
こんなのことのために、受験勉強頑張った訳じゃないだけどな。
昔の自分に会ったら、「何やってんの?」って怒られるかな -
人をみる視点がとても参考になりました。
自分も行動をみることが大事だと思っていたが、より深く洞察できると思った。 -
このタイミングでこの本に出会えてよかったと心の底から感じた。前半は漫画、後半は漫画をベースに解説をしてくれる構成。フレームワークもあるのでゆっくり自分と向き合いたい。