寡黙な皇帝陛下の無邪気な寵愛 (ソーニャ文庫) [Kindle]

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  • イースト・プレス
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  • Kindle版読了。

    人の夢を操れる力を持つ真面目で初心な流浪の民のヒロインと、過去のトラウマから一切の感情が欠如した有能な皇帝ヒーローとのファンタジーラブコメディです。

    歪んでないソーニャです。
    歪んでいたのヒーローを虐待していた、ヒーローの父親でした。

    ヒロインはジプシーのような、流浪の民の一族です。
    人の夢を操れる力を持つヒロインは、望むままに淫夢を見せる事が出来ますが、その夢の中に自身も入り込む事になる為、初心なヒロインには荷が重く、すっかり疲れ果てていました。
    ある日、過去のトラウマから一切の感情や欲望がない不能で童貞の皇帝ヒーローの世継ぎ作りの為に、ヒロインが夢の力を使って協力する事になります。

    …ヒーローの背負うトラウマはかなり重いですが、ヒロインとヒーローが夢を通して少しずつ距離が近付いていく展開が純愛ラブコメでした。

    恋愛初心者同士のカップルなので、お互いに鈍いですが、一目惚れ同士のカップルです。

    ヒロインは優しく聡明で、真面目で初心なお嬢さんです。

    30歳過ぎの皇帝ヒーローですが、女性に1度も欲情した事がないというDTヒーローでした。

    ヒロインはヒーローを子供扱いし、ヒーローもヒロインに対して無邪気に懐いていきますが、年頃の男女という事で互いに恋愛感情を抱くようになっていきます。

    ヒーローはヒロインを唯一の女性として溺愛しますが、聡明なヒロインは身分違いである事を理解しており、今だけの関係だと覚悟してヒーローの傍にいようとするのが切なかったです。

    後半で、ヒーロー視点がありました。

    父であった先代皇帝の洗脳に苦しめられていたヒーローが、ヒロインの献身的な愛に支えられて失った記憶と感情を取り戻す展開に感動しました。

    ヒーローの周囲の人達がなんだかんだと優しい人達ばかりで、流浪の民である身分違いのヒロインが皇帝の妃になる事を喜んでくれます。

    両想いになってから、夢の中では何度もHをしていた2人でしたが、現実での初Hはラスト近くでヒーローがヒロインに求婚した直後でした。

    結局、最後迄ヒロインとヒーローの詳細な年齢は不明でした。
    ヒロインは10代後半、ヒーローは30〜31歳くらいと予想して読みました。

    表紙と挿絵が流石の美麗さでした。
    残念だったのは、ルシャの民族衣装を着たヒーローの挿絵がなかった事です。
    見たかったです。

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著者プロフィール

2012年作家デビュー。乙女ゲームの脚本や『残酷王の不器用な溺愛』(ソーニャ文庫)をはじめ、キャラクターの魅力が生き生きと描かれた作品で好評を博す。思わず吹き出してしまう会話劇や、主人公たちがストーリーを経て成長していく様子がコミカルに描かれ、読者を惹きつけてやまない。

「2020年 『こちら黒宮警備、オカルト対策班』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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