百女百様 〜街で見かけた女性たち [Kindle]

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  • フェミニズム的な内容。そうでないのもあるが。
    ・下着が勝手にいやらしい物として扱われる
    ・露出しすぎもしなさすぎもダメ出しされる
    ・「女性は○○」が好きなはずという押し付け(おしゃれ全般とか、ピンクとか)
    ・中年女性の扱いの軽さ
    このあたりが世の中的にもよくある論点か。
    露出するのとしないの、どちらも自由のアピールになるときがあるからややこしい。要は、異性や社会からの要請に縛られず自分の好きなときに好きな格好をするのが自由ということな訳だけど。周囲も見た目に対してジャッジする権利はある訳だから相手に気に入られないかもしれない可能性は引き受けるべきだと思うが、犯罪の言い訳やマナーの押し付けまではされる筋合いはないぞということかな。
    作者はなんか色々小難しいことを考えている一方で、モデルとなっている女性たちは(取材されている訳ではないので)特に何か主張するわけでもなく自然体で好きな服装をしているのがいい。

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著者プロフィール

関西生まれ。テキスト、テキスタイル、イラストレーションを組み合わせて手掛けるテキストレーターとして数多くの雑誌やwebマガジンにエッセイを執筆。2018年『日本のヤバい女の子』(柏書房)を刊行し、神話や民話に登場する女性たちの心情を汲み取り再解釈するというコンセプトで話題を集める。その他の著書に『日本のヤバい女の子 静かなる抵抗』(柏書房)、『百女百様 街で見かけた女性たち』( 内外出版社)、『女ともだち ガール・ミーツ・ガールから始まる物語』(大和書房)。

「2021年 『日本のヤバい女の子 抵抗編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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