- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
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話題作『首を斬らねば分かるまい』が面白くて、原作の門馬司(かどま・つかさ)という人の作風は私の好みに合う気がした。
そこで、やはり彼が原作を書いているこのマンガを読んでみたしだい。
こちらの舞台は昭和12年の満州国なのだが、『首を斬らねば分かるまい』と同じ匂いがする。これもかなり面白い。
(ただ、やはり門馬が原作を書いた『ストーカー行為がバレて人生終了男』を2巻まで読んでみたら、これはイマイチだった)
関東軍の一兵卒だった気弱な主人公・日方勇は、家族を守るため阿片密造に手を染める。
彼は天才的に鼻が利き、植物についての豊富な知識を持ち、極上の阿片を作る腕を持っていた。
紆余曲折の末、勇は、阿片を使って満州国の王になるという野望を抱いたヒロイン・麗華(リーファ)と手を組むことになる。
麗華は、秘密結社・青幇(チンパン)の三大ボスの一人の娘だった。
しかし、阿片は青幇が密売を仕切っている一方、関東軍も密売していた。勇と麗華は、青幇と関東軍の双方を敵に回すことになる。
……と、いうような話。
作画担当の鹿子(しかこ)の絵が素晴らしいし、エロ・グロ・バイオレンスも適度に織り交ぜたストーリーはケレン味たっぷりでスリリング。
歴史ものなのに堅苦しさ皆無で、思いっきりエンタメなのだ。
門馬は、読者の目を釘づけにする衝撃的シーンを作ることに長けている。
そういう見せ場が随所に用意されていて、グイグイ引き込まれるのだ。
コミックスを買い続けることにした。 -
満州 アヘンでできた“理想郷” - プレミアムA:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/special/manchukuo-opium/?iref=comtop_ThemeLeftB -
いろんな漫画から影響を受けてる作風
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面白い。画力も及第点、これからもっと上手くなりそう。
日方勇(ひがたいさむ)片目。匂いを嗅ぎ分ける特殊能力。植物とか土壌に詳しい。
セツ、三郎、母親
麗華(りーふぁ)
杜月笙(と げつしょう)青幇三大ボスの一人。麗華の父
熊田岩男 農業訓練所の監督官
陣内茂 片腕、怪力。ケシを秘密裏に育てている
長谷川圭人 関東軍憲兵隊伍長 拷問好き
龙静英(ろんじぇいん)青幇の殺し屋
・婉容(えんよう) 満州皇帝溥儀の妻、皇后 アヘン中毒
・満州国
・奉天
・アヘン
・青幇(せいほう、チンパン)
・満鉄(南満州鉄道株式会社)
・関東軍 -
想像以上に面白い…
キャラの行動原理が明確で分かりやすい
読み切り用に母を助ける、という動機を作ってたのか、巻の最後の方で母を退場させて日本に帰るために必要なお金を定量的に示した上で目標設定するのもすごい
主人公が勇と女の2人いるとして、良い感じにキャラがたってる
悪魔からの囁きにのる”ふつうの”人のストーリー、ワクワクする
表情を描く力も素晴らしい
満州のヒリヒリ感が伝わってくる
あと阿片にハマった人のコマがギャグ力高くて面白い
憲兵の存在も今後面白くなってきそうな敵感あっていいんだよなぁ、レミゼにおけるジャベールというか
あと数時間で出来るだけ読んじゃいたい -
貴族みたいのに蔓延させるところから面白くない
なんか不憫なこと多くてつらい -
Amazon期間限定無料で。
満州国が舞台。アヘンビジネス。日本に帰国するために生き残る。闇組織や関東軍とどう対峙するか!?
主人公の植物知識が面白い。 -
途中までは面白かったけど飽きた。