10代から知っておきたい あなたを閉じ込める「ずるい言葉」 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • まだ読み終わってないですけど思い当たるところもあって読んでみたいわけです(もう買いましたよ!)
    ただ1つ変なことを考えてまして、これはもしかしたら人を言葉で閉じ込めることができるようになれちゃうんじゃないかとちょっと思ってます。もっともそういうこと言っちゃう時点で無理な気もするんですけど。
    ともかく読了後どんなこと考えているのか楽しみです。

    PS読了後
    まず、そんな人を閉じ込めようなんて発想になる本じゃないのでご安心を。
    読みやすいながらも、発言の裏を深く説明するような感じで、なかなか勉強になる本だと思います。
    人の言葉を真に受けやすいながらも、どこか違和感を感じはじめてる人にはいいんじゃないかなと思います。

  • “10代から知っておきたい”ということだけど中々これ、大人でも対応しきれていないんじゃないか。大人だからこそ、ということもあるかもしれない。意識せずに使っている言葉ほど危険と知らされる。

    当事者意識。
    自分は難病をもっているんだけど、その話をしてもしっかり受け止めてくれないのは何故だろう、と思っていた。本書にのっているように、しんどいときにこそ相手に手のひら返しされやすいんだよね(悲しいけど)。やっぱり言いにくい。

    ・病気を言わない場合(この人聞いてくれなさそうだな..)
    「もっと早く言ってくれればよかったのに」「はっきり言わないあなたが悪い」
    早い時点で、貴方にはっきり伝えたところで、聞く耳はあったのかと。

    ・病気をいう場合(聞いてくれるかも..)
    「別に知りたくないから黙っていてくれればよかったのに」
    「私には関係がない」「友だちにいるから分かるよ」
    しんどい状況の否定、善意が事実に支えられていない、自分の世界への閉じこもり

    結局のところ、「関係のある」医療関係者にしか、難病を伝えられず。。助けがほしいというわけではなく、話しを受け入れてほしいのだが、これが中々難しい。普段のモヤモヤ、この”スペシャルコンボ”のためだったのか、という気づきがあった。

    子どもは大人の真似をして言語習得するから、やっぱり大人が注意しなきゃいけない

  • この内容を10代でも理解できるように、かつ「ずるい言葉」に逃げずにまとめるのにどれだけの背景(例示が適切でないかも知れないが、経験や怒りや逡巡、そして研究など)があったかを思わず考えてしまう良書。いろいろ思うところはありつつ、まっすぐに「良く」ありたいと思う人に。

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著者プロフィール

森山至貴(もりやま・のりたか)
1982年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻(相関社会科学コース)博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻助教を経て、現在、早稲田大学文学学術院専任講師。専門は、社会学、クィア・スタディーズ。

「2020年 『あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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