- Amazon.co.jp ・電子書籍 (323ページ)
感想・レビュー・書評
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思ったよりもなかなか深い本だった。かなり勉強になった。「結果を出せ」と上司に言われて落ち込んでた奴に、その部分を紹介した。「こんな人間だけにはなりたくないね」って。そしたら、「また思い出して泣いてしまいました」って。ほんま悔しい思いをしたんやと思う。コミュニケーションは「自分の在り方」で決まるって、まさにそうやと思いました。いろんな方と丁寧なコミュニケーションを重ねて、自分の自己肯定感を高め、幸せに生きたいと思った。ほんまに。
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新聞の広告を見て興味を持った。
①相手の言ったことをそのまま受けとめて返す(P17)
②「はい」「いいえ」でしか答えられない
質問で問い詰めない(P20)
✕「仕事うまくいってるの?」
◯「最近どう?」
③オープンドクエスチョン(P21)
✕「学校楽しかった?」
◯「学校どうだった?」
④✕「覚えてる?」…試されてる(P23)
✕「知ってる?」…バカにされてる
⑤相手をネガティブにする言葉は使わない(P80)
✕「それはがっかりですね」
◯「そんなこともあったんですね」
⑥✕「何が言いたいの?」(P112)
◯「一番言いたいことは何?」※
⑦「なるほど」でなく「そうなんですね」(P117)※
⑧「同感」すると依存関係が生まれ
攻撃対象になりやすい(P122)
✕「わかるわかる」
◯「(あなたは)そう思ったんですね」※
⑨謙遜し過ぎないほうが高感度大(P140)
✕「そんなことないですよ」
◯「ありがとうございます」
(「運がよかった」というのもあり)
⑩好かれる人は、相手の心のテリトリーに
グイグイ踏み込まず、適切な距離を保っている。
相手のことを、全部知らなくていい。※(P178) -
伝え方一つで相手からの反応や気持ちを変えるきっかけに気付けた本だった。
ついつい良くない言い方をした時に、すぐに気付けるように意識していきたい。
気になったフレーズ
p.87 コミュニケーションが上手い人は、否定せず解釈せず比較せず。せめて本人自身の比較に留める。
p.123 「わかるわかる」の同感の言葉を使うのは危険。そう感じたんですねと共感を返す方がいい。カウンセリングでも同様。
p.162 注意する時に大切なこと。それは事実を伝えること・その後に自分の気持ちや考えを伝えること
p.317 行為の返報性の原理、好意を持って接する相手からは好意的に思われる。 -
このシリーズの働く人のやつより、こっちが永久保存版だと思う。社会入りたてのピッチピチ向けが、少しでも他者(他社)に気を遣えるよう読んでみてはどうかな?
足元見る人は一定数いる、ちょっとした言葉にムッとしたり「あーこの人と仕事したくない、担当変えて」なんてザラにある。
あと自分に負担をかけない魔法の言葉が詰まってるよ!時折見直してる。 -
相手を不快にする言葉は返ってきて自分が不快になる。まずは自分が相手を肯定する。
①会話の基本は肯定。まずは肯定から入っている。
・相手の気分をプラスに持っていける人が好かれる人。
・逆説(~なのに、だけど、でも)は人を不快にさせる。ほめるなら逆説を使わず、具体的にストレートに
②自分の気持ちや言いたいことは相手の意向を受け止めてから。
まずは謝罪。謝罪を受け入れてもらってから、事実。
・本当に非がなくても、自分のせいではないと言い訳に聞こえる。
誰のせいかは聞いた人の判断に任せ、事実を伝える。
自分のせいではない、〇〇のせい。はNGワード
③決めつけは相手を不快にさせる。同感ではなく共感(相手の言葉の繰り返し)
・決めつけ、評価は上から目線。
・自分と相手は違う。相手の悩み事は軽々しく考えない。決めつけない
・私も正しいし、あなたも正しい。私も大変だし、あなたも大変。
・具体的でない指示はすれ違いの元。
④相手を大切に。そして自分の気持ちも大切に。
自分をないがしろに、自分の気持ちを無視してばかりだと爆発して、結局、相手に攻撃的になってしまう。 -
ためになるフレーズもいくつかあった。
逆にここまで考えて発言する?って思うようなフレーズもあった。読み込みすぎると生きづらくなりそう笑 -
「よけいなひと言」を「好かれるセリフ」へ
15章141例で端的に言い換え例を紹介してます。
自分は断り方の章が特に参考になりました。
嫌な事は断るべき。でも使う言葉で印象が変わる。
自分の言動の良し悪しを再確認する事が出来る良書でした(^^) -
言葉や言い方については人一番勉強してきたつもりだったが、それでも勉強になった。ありがちな間違った言い方と、言い換えた表現がのっていて、誰が読んでも参考になる。
・つまらないものですが
・気持ちばかりですが
・何でも聞いて
・◯◯でわからないことがあれば聞いて下さい
・要するに何が言いたいの?
・あなたが一番言いたいことは何?
・私のこと覚えてますか?
・あの時お会いした大野です。
・このくらいの仕事ならできるよね?
・この仕事をあなたにお願いしたいです。
・それはしないでください。
・それはこうしてください。
・みんなもがんがっているからね。
・あなたはよく頑張っているね。
・これやって。あなたならできるよ。
・あなたに任せたい。でもわからないことがあれば聞いて下さい
・体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
・お健やかにお過ごしください。 -
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著者プロフィール
大野萌子の作品






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