ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ (3) (角川コミックス・エース) [Kindle]

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  • 面白い。言葉通じない不便さとそれを適当に流す可笑しさ。でも最初は身振り手振りでするしかないよね。ところどころでフフッと笑ってしまう。

  • 実際にありそうと思わされる。
    言葉と文化の壁って大きいな。
    あと、食事も、って痛感できる3巻目

  • 人間の言葉が通じない魔界を現地住人の言葉や、ボディランゲージで交流しながら旅する話の3巻め。

    本巻は丸々雪山の集落の滞在記で、燃料や食料の調達、あるいは建物の維持をしながら魔界の住人と交流する内容になっている。これまでの巻からも比較的淡々と話が進む傾向にある漫画だが、場所が場所だけにいつもより寒々しい印象を受ける。

    この漫画の面白い所は、知れば知るほど人間と魔界の住人のギャップがあることに気づく事だと思うのだが、特に今回はヒトの顔を持つ住人がすっと首を出したシーンが印象に残った。

  • 異世界の言語学ものの第3巻。

    かつては人間と敵対関係にあった「魔界」。人間にとって魔界に住むモンスターたちは、知能レベルが低く野蛮で、言葉も通じない生物、と思われているけれど、言語学者グージは魔界の実地調査を進め、ある程度コミュニケーションが取れることを突き止めた。

    そして、弟子であるハカバくんが、腰を傷めちゃったグージ教授の代わりに魔界での1年間の実地調査に出かける!

    …から始まって、1ヶ月。人間の言葉が少しわかるワーウルフの子供ススキ、途中で出会ったリザードマンの姉弟カシューとケクー、そして、どうやら魔界の言語学者であるらしいミノタウルスのモゥとの旅を続けるハカバくん。

    彼らとの会話(にもならないことも多い)の中から、言語の推測・研究を進めるハカバくん。

    ・「言語」とはなにか?
    ・言葉が通じないときはどう対処すべきなのか?
    ・種・社会による常識の違いによる言語感覚の違いとは?

    いろいろと考えさせられつつも、コミカルに読めるのが楽しい。


    1,2巻は、異世界あるあるネタを描いた漫画としてさらっと読んでいたのだけれど、3巻を読んでいて、いろいろなところに伏線が張られているっぽいことに気がついてきました。言語を研究しているっぽいミノタウロスのモゥと教授との関係は?カシューとケクーってもしかしたら結構高齢?出し惜しみされているゴブリンにはなにか謎がある?

    続きが楽しみ!

  • 分からない度が高まってきたな、と思い、二回読んだところ、初読よりは分かった。
    何回も繰り返し同じものを読むことを最近はめっきりしなくなったし、物事のスピードやテンポも早くなる傾向がある中でも、こういう、何度も読むことが前提の(いや、作者はそんな前提は置いていないと思いますが)作品もいいよなあと思う。

    昔読んでいたWEBサイトの方が作者なのだと三巻にしてようやく気づいた。バカの治る実が好きです。

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