ふたご (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • セカオワの藤崎さんが、活動と並行しながら書いた長編小説。
    書き上げるのに5年もかかったという超大作。
    言葉の言い回しや表現が素敵だし、内容も深い。
    ただ、個人的にはあまり刺さらなかった。好きな人は好きだと思う。

  • バンドをやりながらこの作品を書き上げたマルチタレントな著者。その才能を羨ましく思っていたら、これを書き上げるのに5年もかかったということをあとがきで知りました。主人公の葛藤は、著者の体験した産みの苦しみと同様なものだったんですね。やはり成功の裏には努力があるということを考えさせられました。作品自体はほろ苦い青春ものとして、これはこれで良いと思いました。

  • 生々しくて心揺さぶられる小説。

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著者プロフィール

藤崎彩織(ふじさき・さおり)
1986年東京都生まれ。2010年「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た四人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出を担当。2017年10月初の小説『ふたご』(文藝春秋)を刊行。『文學界』でエッセイ「読書間奏文」を連載中。2017年『ふたご』で第158回直木賞候補。

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