ブルーピリオド（８） (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

著者 : 山口つばさ

• 講談社 (2020年9月23日発売)

感想・レビュー・書評

[にゃんこさんの感想 · 2021年5月12日]

7巻で意味が分からなかった教授の講評の意味が8巻を読んで少しわかったような気がしました。そうか、絵はあくまで「表現手段」。絵で「何を」表現するか、なんですよね。自分も元・美術部員だったけどあまりよくわかってませんでした。

にゃんにゃんな雰囲気の猫屋敷先生が「1/3は完成しないかもね」といった一瞬の表情・・・・怖っ
さらに八虎がレゴを使った時の猫屋敷先生のコメントも鋭い。

前半は「東京の風景」の課題に奮闘中の1年生たちの話。
後半は学園祭の神輿づくりの話。個人製作の話だけではなく、共同制作の話が登場。ここでの共同製作って高校の文化祭や一般的な大学の学園祭とはかなり違うようで。共同製作って・・・大変そう・・・。

[soloelfinさんの感想 · 2020年9月27日]

<ソレが本当に伝えたいことがピッタリくるのか
吟味して
検証して
繰り返して
君の選んだものが君の作品になるの>

藝大入学後の、夏休み前後の日常を描く巻。
レビューを見ていると、受験編のようなドラマが少ないことで不満に思っている人もいるように思うけど、合格はゴールではなく、受験後の人生の中で、絵とどう向き合っていくのかが本題であり作者が描きたいことなのだと思う。
「合格するだけでは芸術家になれない」ということで、今、八虎が苦悩しているのはその部分なんだと思う。

[たまなびさんの感想 · 2023年3月3日]

積み重ね。神輿。

[pukuchansさんの感想 · 2022年8月2日]

楽しくも厳しいキャンパスライフ。
さてこれからどうなる？

[葉月たまのさんの感想 · 2022年3月26日]

鬱回が終わった＞＜。ばんざーい＞＜。
でも、文化祭の話も興味が持てないから、まだまだわたしにとっては読むのが辛い回が続いてる＞＜。
それでも、偶に少しだけ出てくる世田介くんに癒されて、何とか見てる＞＜。
それに新キャラの八雲くんも、段々魅力的に思えてきた！　ああいうタイプ、わたし、本来は嫌いなんだけど、八雲くんはまだかわいく感じるところがあるから、何とか見れてる！
でも、芸大って、思ってたよりかは、あんまり楽しくなさそう……。大変そうなだけにしか感じられなかった！

[塩川宏郷さんの感想 · 2022年1月19日]

なんか普通の学園ものっぽくなってきたけど、このまま続くのかな。

[おかゆさんの感想 · 2021年7月10日]

村井八雲が　めちゃくちゃ　好みです（とてもわかりやすい）（というか彼に落ちない女はいない）（クソデカ主語）

[うううさんの感想 · 2021年1月23日]

藝大祭に向けた神輿の準備の話が中心。
文化祭の準備の雰囲気に違和感を持つ主人公が描かれる。
今までのノリではむしろ積極的に準備に加担しそうな主人公だと思うのだが、意外だった。
そこが妙にリアリティがあった。
だけどそれでも心は動かされるわけで。
大学生編も楽しめそうである。

[バタコさんの感想 · 2020年9月27日]

前半は、芸術は深いとしみじみ思った。後半は、芸術家の卵の方々も普通の青春しているんだと思った。いずれにしても、おもしろい。

[chinobooさんの感想 · 2020年9月24日]

藝大に合格し、新しい生活が始まった八虎。新たに出会う個性的な同級生たちとの関わりや、創作に対する葛藤が描かれていて面白かった。

悩んで悩んで悩んで、何かを見つけて、先に進むと、さらに悩むことが増えていく芸術の世界。

面白いです。

著者プロフィール

東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい！ 2019」（宝島社）オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。


「2021年 『ブルーピリオド（11）』 で使われていた紹介文から引用しています。」