AI分析でわかった トップ5%社員の習慣 トップ5%シリーズ [Kindle]

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • 顕著な成果を出す上位「5%社員」と、そうでない残り95%の一般社員に対してアンケートやヒアリングを行い、その結果を「AIと専門家によって分析して、「5%社員」の共通点や、95%の一般社員との違いを抽出し」てそのエッセンスをまとめた書。

    「5%社員」は、結果を重視し、時間を大切にし、定期的に省みて常に改善し続け、失敗を怖れず果敢にチャレンジし、失敗を学びの機会として成長し、完璧さよりもスピード重視で、好奇心を持ち学びを怠らず、自ら心を割って人脈を広げ、ギブにより頼れる人を増やし(「好意の返報性」)、承認欲求より自己実現欲求を強く持ち…。

    言われてみればいちいちごもっともで、特に目新しいことは書いてない(もちろん、実践できていないことばかりではあるのだが)。

    でも本書、腑に落ちるというか説得力バッチリなのは、大量のデータを分析したらこうなりました、という客観性の高さ、シンプルさにあるんだろうな。

    面白いと思った箇所を幾つか摘記しておく。

    「「5%社員」は、…はじめての人と関係を構築するときに、心構えとして不要なプライドに引っ張られることなく自分のできないことや弱点を相手に見せています。」
    ←これって簡単なようでいてなかなか出来ないんだよな。ついつい背伸びしちゃって。

    「思うように成果が出せずに徒労感と疲労感をもつ一般社員は、それから解放された「土曜の朝」に幸せを感じ、「5%社員」はしっかりと目標を立ててそれを達成した「金曜の夜」に幸せを感じる」
    ←コロナのせいか最近、金曜の夜だろうが日曜の夜だろうが特に何も感じなくなってしまった(ヤバい)。

    「「5%社員」は、相手の話を聞くときに体を動かします。手や首の動きや表情を使って相手の話を聞くのです。」
    ←この分析結果、矢野さんの「データの見えざる手」の「ハピネス」に通ずるものがあるな。

    「ダ行を使わないだけで、柔らかい表現になります。」、「ダ行の代わりに、サ行を使うことをおすすめします。」、「・どうも申し訳ございません → 大変申し訳ございません ・◯◯だと思いますが… → ◯◯かと思われます、しかし… ・ですが… だが、しかし… → です。しかし…」
    ←知らなかった。言葉の響きを意識するだけで、受けての印象が変わるんだな。ついつい出ちゃう言葉ばかりなので、実践するのは結構難しそうだが…。

    「「5%社員」の78%が新しいもの好きと自覚しており、1年以内に発売されたスマートフォンを使用している確率は61%で、機種変更の速さは一般社員の約2倍であることがわかりました。」
    ←こりゃダメだ。スマホへの乗り換えもかなり遅かったし、壊れるまで執拗に使い続けてるし(笑)

  • Kindleで通勤中に読了。
    大事なことは実は態度、身構え、行動。

    まず、行動から変えていく、目的を見定め、走りながら考えるくらいで良い。
    なにごとも習慣化し、再現性を大切にする。そのためにはものごとの本質に迫って考えていく力を持つこと。

    ひとつひとつでも日常に役立てていきたいなと思うことが書かれています。

  • 人の評価は難しいが、「見える数値化」で公平に平等が可能に近くなる。マネジメントは常に部下をあらゆる面からの観察が必要だ。部下のちょっとした認識・習慣の変化から行動の変化に敏感に気付き、アドバイスすることの重要性は最も重要だ。そのアドバイスはごく単純でも良いのだ。

  • 概ね目新しいことはなかった
    ということは
    自身は5%社員なのだろうか。

    と驕らずに
    知識のブラッシュアップは
    怠ってはいけないと感じました。


    Windows+Vで貼り付け履歴
    シフト+スペースで半角空白
    は知らなかったので
    知れて良かったです笑

    テクノロジーは、
    進化してるなぁー。。。

    自分も成長していきたい。

  • アマプラにて。
    必ずしも共感、真似したくなるものとは限らないが、参考まで。

    メモ
    ・目的のことだけを考える
      時間を大切にする
      人一倍向上心が高い 達成感
      量より質
    ・弱みを見せる
      返報性の原理
    ・挑戦を実験と捉える
      全ては学び
      迷った時は苦しい方
    ・意識変革はしない
      意識を変える前に行動する
    ・ギャップから考える
      目標とのギャップ
      相手とのギャップ
    ・人脈構築のために
      新しい人に会う
      何かを提供する
      信頼を高める
      仕事で関わりを持つ
      人を紹介してもらう

  • 1.「目的」のことだけを考える
    2.「弱み」を見せる
    3.「挑戦」を「実践」だと捉える
    4.「意識変革」はしない
    5.常に「ギャップ」から考える

    これからやること
    会議で人の2・3倍は発言し、1.7倍時計をみる
    シンプルに、重要なことをやる(エッセンシャル思考)
    タスク整理
    メールの返信を早くする
    動いて協働者をつくる
    成果に注力する
    すぐメモをとる
    本を読む

    1日5分の情報収集
    フィードバックをもらう
    内省する
    新たしい経験をする
    GIVEから
    社外人脈をやる
    完成度が20%で意見を求める
    アウトプットする習慣

    感想
    当たり前のことのようだが、全部できている訳ではなく、もう一度自分を見直す良い本であると感じました!

  • 約18,000名を対象にした調査に基づく、おそらくテキストマイニングなどを用いた分析結果に基づく、成果を出す社員に特徴的習慣を概説した書籍。
    大概の内容はうなずける内容で、これまでの単なる啓蒙書との違いは、最近のコンピューティング・パワーを用いた分析結果を伴うところだと思われる。
    本質的な提言からTips的なものまで、よく触れられており、参考にしたいと思った。

  • トップ5%社員の行動や思考はシンプル。とにかく行動量が多い。「挑戦」を「実験」と捉えているので失敗も失敗ではなくなる。さらに、目的のみを意識して手段と目的を間違えないこと、まず自分の弱みを見せることで周りからの信頼を得ていることなどがトップ5%に共通していた。

  • できる人が何をしているか知り、仕事の能率を上げたくて読んでみた。できる人の真似をするのが成長の第一歩という観点で、5%社員が何をやっているかは重要な情報。読んでみると当たり前のことだが、再確認の意味で参考になった。





    すべては実践できないので、まず一歩目としてやりたいことだけ以下にまとめる。それ以外は振り返り用。

    ■実践メモ
    ・振り返り(日次)をして翌日の作業を整理しておく
    →朝の効率的な時間を減らさない。スタートダッシュを可能にする。
    ・振り返り(週次)をして失敗は次へのメモ、成功は手順化する。
    →仕事の再現性を高める


    ■その他メモ(仕事の進め方)
    ・目標の考え方が違う。作業をしたら終わりではなく成果を上げたら達成を考える。
    ・相手からの承認で喜ぶのではなく、自分の目指す姿にどれだけ近づけたかを重要視している。→「できるようになった…!」という喜び
    ・行動力が違う。席に向かってる時間が少なく人とのコミュケーションが多い。
    ・仕事中は1時間に一度の休憩、進捗確認
    ・褒める。間接承認はより効果的。
    ・メールのレスが早い。(15分以内)
    →自分の作業による。集中して取り組む必要がある作業の場合は通知しない。それ以外はレスを早くする。

    ■その他メモ(キャリアの考え方)
    ・一つのスキル特化より多彩な能力を。市場価値を高めるためには異なる経験値が役に立つ。
    ・自己研鑽、学習は自己選択権を働かせるのが効率的。自ら必要と思えば学習効率が高まる。
    →キャリアパスの選択肢、それに必要なスキルセットを、整理した上でどのような研修、勉強が必要か考えさせる

    ■その他メモ
    ・メンターを持っておく
    ・習慣化された行動の前にやるべきことをセットすると習慣化できる

  • 元マイクロソフト役員が18,000人を録画、録音、GPS…調査・分析した上位5%の働き方。面白い。

    「5%社員」の
    ・行動の5大分類
    ・やらないこと
    ・考え方
    ・口グセ
    ・日々の習慣

    この結果は独り占めせず、会社全体の行動目標にしたいね!

    /////

    本書は「トップ5%社員の行動」を客観的に分析したものだから、著者の主張全開という感じじゃないのが好感を持てる。

    「95%の社員」がやってしまう行動も胸痛だけど、結構できてるはずの「上位20%の社員」は人への感謝が少ないという話は非常に腑に落ちた。ここが上位5%への分かれ道になるのかも…

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著者プロフィール

株式会社クロスリバー代表取締役CEO/アグリゲーター。国内通信および外資系通信会社に勤務後、ITベンチャーの起業を経て、2005年にマイクロソフトに入社。業務執行役員としてPowerPoint・Excelなどの事業責任者を歴任。2017年に働き方改革を支援する株式会社クロスリバーを起業。メンバー全員が週休3日・週30時間労働を継続。延べ800社以上に、ムダな時間を削減し、社員の働きがいを上げながら“自分の時間”を増やしていく「働き方改革」の実行を支援。『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『仕事ができる人のパワポはなぜ2色なのか?』(アスコム)など著書は22冊。声メディアVoicy『トップ5%社員の習慣ラジオ』パーソナリティ。

「2023年 『AI分析でわかった成功法則が2時間で身につく! 仕事ができる人の時間術 見るだけノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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