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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (440ページ)
感想・レビュー・書評
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純ジャパニーズの英語学習者にとっては、リスニングは英語力向上に欠かせない能力である一方で、スピーキングに次いで苦手意識を持つ分野であると思う。
本書は、ネイティブスピーカーが英語を話す際(当然に単語のスペルの通りには発音しないのだが)、それがどのように発音されるのかを解説したものとなっている。
これまでの経験だと、発音について書かれたハウツー本は退屈なものが多いのだが、本書はなるべく初学者でも取り組めるように難しい説明を省いており、とっつきやすいと感じた。加えて力の入れ加減(母音は大事!hの発音なんかは日本人にとって馴染みがあるから説明省略!といった労力の配分)がしっかり記載されているので、じっくり読むところとコラム的に読み流すところを自分なりに振り分けできたのがよかった。
とはいえ、通読して発音が良くなり、リスニング力が向上したかというとそれは別問題で、継続して学習を続ける必要があるのは悩ましいところ。どっかのタイミングでブレークスルーを期待している時点で、私は根拠のない期待に頼りすぎなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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