UniRx/UniTask完全理解 より高度なUnity C#プログラミング (アスキードワンゴ) [Kindle]
- ドワンゴ (2020年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (1058ページ)
感想・レビュー・書評
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# 感想
UniRx/UniTaskの初学者向けではなく、ある程度利用したことある人向けです。
初学者の方は、この本より、この本の筆者(本名より、とりすーぷで検索したほうが良いです)の方の記事を読んで学ばれることをお勧めます。私もお世話になっています。
ある程度UniRx/UniTaskを利用したことある人であれば、
- 細かい部分を知りたいとき
- こういう使い方もできるのかなと疑問に思ったとき
のリファレンス本として使えると思います。
またざぁっと目を通すと、「あーあそここうやって直したらもっと自然な感じになるだろうな」と思うような機能とかが見つかるのではないかなと思いました。
# 抜粋
(ページ数はKindle版)
- 独自の型を用いたReactiveProperty<T>をインスペクタウィンドウから設定する(P.166-167)
- OnNextメッセージのlong値は発行したメッセージの累計個数であり、ゼロオリジンでカウントされます。(P.226)
- SubscribeToText()はOnNextメッセージの内容をTextに出力することができるSubscribeメソッドです。(P.262)
- TakeUntilDestroy() (P.360)
- TakeUntilDisable()(P.361)
- TimestampはOnNextメッセージにそのメッセージが発行された時刻を付与するOperatorです。(P.508)
- Catchはエラーハンドリングを行うためのOperatorです。OnErrorメッセージが発行された際にそのメッセージ内の例外に応じて指定された処理を実行し、続けて後続にどのようなメッセージを返すかを指定できます。(P.516)
- DoはObservableのメッセージ発行に対して関数呼び出しを登録できるOperatorです。(P.582)
- TimeoutWithoutExceptionを使うとUniTaskのawaitにタイムアウト機能を持たせることができます。Timeoutとの違いは、こちらはタイムアウト時にTimeoutExceptionを発行しません。代わりにタイムアウトしたかどうかを表すboolと結果がある場合はその値を返します。(P.904)
- UniTaskAsyncEnumerable.Timerを用いると指定したTimeSpanの後に発火するUniTaskAsyncEnumerableを生成できます。また引数の与え方によっては一定周期で発火するUniTaskAsyncEnumerableを生成することもできます。(P.968)詳細をみるコメント0件をすべて表示