お探し物は図書室まで [Kindle]

著者 :
制作 : さくだゆうこ 
  • ポプラ社
4.28
  • (92)
  • (62)
  • (33)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 664
感想 : 80
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1番好きな場所は、と聞かれたら図書館。図書館も図書室も大好きで、あ、なんか良い夢をみたな、と思うと、図書館で本を選んだ夢だったりする。
    ただで好きなだけ本が読めるなんて!静かで、涼しいなんて!素敵なお姉さんもいるなんて!良いなぁこの図書館も行ってみたいなぁ!

    小川洋子「ことり」
    小川洋子「ミーナの行進」
    村上春樹「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
    素敵な司書さんが出てくる本。
    オススメですよ。

  • おもしろかった。
    図書館モノといえば、どこまでも優しい図書館員がいて、居場所のない人をいつでも暖かく迎え入れてくれて、魔法のようにお望みの本を出してくれる司書が出てくるもの、と相場が決まっているけれど、
    本書ももれなくそのパターンを踏んでいるけれど、
    でもそこを乗り越えてもおもしろかった。
    登場人物一人一人の悩みとか迷いとかが身近に感じられて、感情移入しやすかったのが良かった。
    ちょっとうるうるしてしまうところもあり…
    まぁこんな図書館は絶対に存在しないと思うけど(笑)、でも行ってみたい。私もさゆりさんに付録を作ってもらいたいなぁと、ありきたりだけど、迂闊にそう思ってしまう本でした。

  • 身近な図書室を思い浮かべながら読破。
    とっても読みやすい。
    さらっと読めるのに、思いがけずじわっときてしまう話もあり「人生って…」と考えさせられてしまう。
    読了後、ポジティブな気分になれる本。

  • お友達がオススメの一冊。図書館で見つけて付箋だらけで読み終え。
    返す前に 付箋をノートの書き写す。
    さゆりさんの本のセレクトが凄すぎて、私にも選んでほしいと思った。
    不思議なのは この本の中で薦めている本を買ったこと。
    本の書評ではないのに、読みたくなるような文章は なかなか出会いないので
    私にとっては貴重な本でした

  • こういう御伽噺は大好きです。

  • 個人的に泣けるし、心がほっこりする小説だなって思いました。5章あって、1章ごとに登場人物が変わっていくんですが、同じ図書室が登場します。小町さんが、物凄く不思議な雰囲気なの人。レファレンスのためにみんなそこに行くんですか、小町さんは「何をお探し?」と尋ねるんです。大体はちょっと怖いという印象を抱くみたいなんですが、その一言で彼女に対しての印象がガラッと変わります。付録として小町さんがあるものをくれるんですが、ひとによって異なります。ちゃんと質問された内容に対してのレファレンスをするんですが、紹介する本とは別に最後の1冊はその人の人生にとってのレファレンスになっているっていうのが、凄い。悩んでいた登場人物達が小町さんと出会って、本とであって、自分なりにそこからヒントを見つけていく姿が、私は好きです。
    ・転職しょうか悩む婦人服販売員の女性。
    ・アンティークの店を持ちたいと夢を持つけど、「今は無理」と先延ばしにしている家具メーカーの経理の男性。
    ・バリバリのキャリアウーマンとして働いていたのに出産を機に部署異動、社会人として母として悩む女性。
    ・絵を描くのが好きで挫折していたニートの男性。
    ・定年退職して趣味もなく、社会から切り離されたと感じていたお父さんである男性。
    みんな違う悩みを抱えているのに、登場人物同士がどこかしらの社会や生活で関わっていきます。レファレンスで登場する本は、架空の本とかではなくてちゃんと出版されている本が登場してくるので、そこも興味深かったです。悩みを抱えた登場人物達は、その本と出会ってから行動していくので、絶対に転機を逃さないんです。ちゃんと変われるタイミングを捉えて、変わっていく姿が素敵でした。
    お気に入りのお話を選びたいけど、これは全てが繋がっている感じがして全部で1つの物語な感じがします。心に残るセリフがいっぱいあって、「書き残したいフレーズだなぁ」と読みながらよく思いました。
    今の私に必要な本だったのかも知れません。個人的にうるっとするところもあったし、凄く登場人物達の気持ちが分かる場面も。私は親になったことは無いけど、自分の両親もこういう風に考えた事があったのかなっていう学びにもなりました。
    初読みの作家さんでしたが、この本に出会えて…本当に良かった。電子書籍で読んだけど、これは手元に起きたい1冊になりました。何度か読み返しても印象が変わる作品なんじゃないかな。

  • 大好きな青山美智子さんの本、今回もとってもよかったです!
    生きるヒントを与えてくれる図書館、司書さん素敵でした。こんな図書館近くにあったら通いたいです。

  • 心が動くことが大事

    作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです。

    見返してやりたいとか、悔しさをバネにとか、そういうのは僕、ないんだ。僕を動かしてくれてるものはもっと別のことだよ。

  • こんな図書室が近くにあったら最高だわー。前向きになれそう。
    コロナ禍では、こういう心温まるお話がありがたいです。最高。

  • いいなぁ、フェルト作りながら図書館司書って。
    現在、某公立小学校の図書館で勤務中。
    果たして、その現実は・・・やはり貸出冊数重視の学校教育、
    じっくり本を読んでいる子が取り残されていくよう。
    でも、安心して、今読んだ本の価値が現れるのは、
    君たちが大人になってから、
    心の中でそう語りかけながら、バーコードをいじくる日々です。

全80件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』が未来屋小説大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『お探し物は図書室まで』より

青山美智子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×