フェーリクス・ザルテン 1869年、オーストリア=ハンガリー帝国時代のブダペスト(現在ハンガリーの首都)に生まれる。本名はジークムント・ザルツマン。ウィーンに学び、劇評や戯曲、小説を執筆し、ジャーナリスト及び小説家として活躍した。ナチスの進出によって1938年にアメリカに亡命。その後スイスに移り、1945年にチューリッヒで亡くなった。『バンビ』は刊行以来、世界中で翻訳され、1942年にはディズニーのアニメーション映画にもなった。続編にBambis Kinder(バンビの子どもたち)がある。このほかにも、動物を描いた物語を数多く手がけている。
「2021年 『バンビ 森に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」