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感想・レビュー・書評
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人は、不治の病を宣告された時、否認→怒り→取引→抑うつ→受容というプロセスを辿るという話。
精神科医が実際に末期の患者をインタビューして周る。
私も母のがんを知った時、似たような経緯を辿ったからとてもよく理解できた。
かなり分かりにくい翻訳で読みにくい部分が多かった。
著者の精神科医は、当初は同業者から猛批判にあったが、地道に研究とセミナーを続けて、全世界に認められるにまでになった。
確かに、死にゆく心理過程を研究するために、実際に死に瀕している末期患者から直接話を聞こうとしたのは画期的だと思う。
インタビューで印象的だったのは、告知をされている患者も、されていない患者も自分の余命が長くないことを知っていたということ。
やはりいつまでも隠しきれるものではないのだと理解した。
著者はその後スピリチュアルの世界に傾倒してしまったようで、それが残念でならない。医者として、あくまで客観的、科学的な人であって欲しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
エリザベス・キューブラー・ロスの作品






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