- Amazon.co.jp ・電子書籍 (537ページ)
感想・レビュー・書評
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これはおすすめです。どんな社会をつくりたいか。どう社会が変わったか。何で貢献を測るか。最近、ロジックモデルやインパクト指標の考え方に関心があり、どんぴしゃすぎました。。
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テクノロジーを通して社会を変える方法のひとつ「社会実装」について書かれた本。
社会実装の重要性や社会実装を行う上で心がけるべきことなど、社会実装について体系的にまとめられています。 -
ものすごいタイトル。帯は、“今必要なのは、「社会の変え方」のイノベーションだ”。社会課題解決、コレクティブインパクトetc.近年話題のこの分野について、考え方、技法、事例とバランスよくわかりやすくまとまっている良書。
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一言、、、長い。
文章も長いし、書きたいことを全部書いた感があって、読むのが辛くなりますね。
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未来の理想ーインパクトーを描き、そこに至る道筋を示す。関係者にセンスメイキング(腹落ち)をさせ、キーパーソンを巻き込んでいく。
センスメイキングの段階から倫理/リスクに対する強い意識を持つ必要がある。例え法律上OK(グレー)でも倫理を軽視し社会からNOを突きつけられると、規制が強化され、実装が遅れる。それは結果的に社会的損失につながる。
日本の産業界における倫理に関する考察は面白い。アメリカの事前規制が緩いのは事後の司法救済制度が発達しており、懲罰的な損害賠償制度や集団訴訟制度などによる抑止力があるため。それを知らずに日本企業が規制緩和だけを求めるのはだめ。日本の事業者は他国に比べて倫理に対する配慮が少ない傾向にある。 -
企業を取り巻いて起こる事象を紐解くためのフレームワークが詰まった一冊でした
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20210808読了
社会実装の方法論について書かれた本。テクノロジーを社会に活用するために生じる課題と、その解決方法を様々な事例を通して説明している。
技術革新だけで上手くいかないものをどうすべきか、の指針にしていきたい。
また、色々と使えそうなフレームワークがあるので、読むだけでなく活用していければと思う。 -
【印象に残った話】
・社会実装とは、テクノロジーが社会に広く普及することであり、そのためには以下のようなステップを踏む必要がある
・法律などの社会制度が整備→人々が技術に対する教育的訓練を受ける→テクノロジーのポテンシャル発揮
・昔からあった社会実装が、今注目を集めている理由は以下の通り
・理想あってのテクノロジー適用だが、生活が便利になった今、理想である「今より良い社会」を想像しづらくなっている
・変化が起こることで明らかに損をする人たちの存在からの抵抗がある
・近年の社会実装の例は以下の通り
・Ubertaxi(いつでもどこでも移動できる、という理想を、配車アプリを導入して実現)
・Airbnb(どこにでも居場所がある、という理想を、ホストとゲストのマッチングシステムを導入して実現)
【アクションプラン】
・身近な社会実装の例と、うまくいった理由を考える(明らかに損をする人たちの存在からの抵抗をどう乗り越えたか、等)