ブランクスペース(1) (ヒーローズコミックス ふらっと) [Kindle]

著者 :
  • ヒーローズ
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感想 : 12
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感想・レビュー・書評

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  •  短編集「春と盆暗」が面白かったので読んでみた。
     主人公のキャラが短編集と同じく天然な感じだったので、のほほんと読んでいたら何やら不穏な気配が。
     よく考えると「春と盆暗」も、シュールでとぼけているだけではなかった。こういう作風になる可能性はあったわけだ……納得。
     この漫画家の作品は、想像力や空想力が強く個性的なキャラクターが多い。ご自身もそうなのかな。

  • こわっ…いじめ描写って見ててきついなあ
    友達の必死の願いも聞かないパターンかと思ったら、人体錬成にシフトするテンポの良さ

  • 何もないところから目に見えない、でもたしかに存在する物体を作り出すというふしぎな才能をもった女子高生スイ。地味で目立たないスイが、ある日透明な傘をさして家路を急いでいるとき、たまたまずぶ濡れになって下校中の、同じクラスのショーコとばったり出会って、傘に入れてあげます。

    ショーコは運動部に所属するいわゆる「陽キャ」なんだけど、ショーコの妙な才能も自然に受けとめ、ふたりは昼休みを外のベンチで過ごすお弁当仲間になります。

    ところが学年があがってクラスが別々になると、スイはクラスで陰湿ないじめを受けるようになります。ショーコも、部活の方針で昼休みに毎日ミーティングに出なくてはならないようになって、ショーコの鬱屈した思いに気づくことができません。すると、以前はショーコとふたりで透明なトースターを作ってパンを焼いたりしていたスイが、だんだん不穏なものを作りはじめます……。

    ちゃんと構造と手順がわかったものしか作れないから、何を作るにしても一から勉強しなくてはならないというスイちゃんの謎の能力が、妙にリアル。ファンタジーなんだけど、なんかしっかりとした足場があって、ざらりとした不気味さを感じさせます。

    と同時に、スイちゃんの次第に鬱屈していく心のありようや、ショーコがついに異変に気づいたとき、脳天気なキャラから一歩踏みだして、スイちゃんとどう関わればいいか必死に考えるその迷いや誠実さもよく描けてます。

    古書店で『わが空白』という謎の本を先に買った人物はだれなのか。ショーコがスイちゃんを止めるために持ちだした提案が何を生みだすのか。この先の展開が気になります。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     アホJK狛江がひょんなことから同級生の陰キャ片桐が隠れエスパー(目に見えない道具を自在に製作できる)であることを知ってしまい、彼女との友情を育んでいく話。

     てっきりほのぼの日常系作品かと思いきや、進級後ふたりが別々のクラスになって片桐がいじめの対象になって以降、物語は暗転。陰湿ないじめ復讐まんがと化していく(>_<)
     
     かわいい絵柄とは対象的な陰惨な内容(>_<)。
     ドキドキ&ハラハラ、どんどん膨れ上がっていく不穏描写から目が離せない。語り口が上手だと思います。
     退屈な同人誌っぽい表紙デザイン(と地味なタイトル)で大損してる印象の作品。
    2023/10/31
    #4624

  • 読書メモ 2023/03/18

  • 妄想の国、創作の世界には随分と救われた。
    傷害事件を起こさずにすんだし、自殺することもなかった。
    もし、想像物を現実へ引き出す能力があったら??
    妄想と現実の境界は曖昧になり、いつまでもその沼で溺れていられる。
    社会と折り合いを付けながら生きようと頑張る必要もなくなる。
    空白市が本当に在れば良いのにと思いつつ、危ういよなぁとも思う。

  • どう考えてもこの後面白くなる予感しかない。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞「2012年夏のコンテスト」で佳作を受賞。2014年、『good!アフタヌーン』5号に読み切り『盤上兄弟』が掲載されデビュー。2016年『月刊アフタヌーン』で2017年2月号まで掲載された『春と盆暗』が初連載である。2018年「コミックDAYS」で『生花甘いかしょっぱいか』が2019年5月28日まで連載された。また「コミプレ-Comiplex」で、2020年8月7日から『ブランクスペース』を連載中。

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