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感想・レビュー・書評
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文化祭の話の続きから。
大学に入ってからの話は、登場人物が多くなってごちゃごちゃしてきたのもあって、ちょっとわからなくなってきちゃってました。あとから一気に読み返したら、もっと楽しめるかも、と思いながら読んでるところ。
9巻の最後のほうでは、予備校時代からの登場人物、世田介くんの話になってきたので、先が気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猫屋敷先生。
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8巻はなんか普通の学園モノみたいな内容になってしまったのでここまでかなあと思ったのですが、再びストーリーが動き出した感じにもどってよかったです。
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芸祭編の続き。個人プレイで創作をしてきた一年生たちが神輿の完成のために力を合わせる……とだけ言うと単なる青春物語のようだが、みんなで作ること、そしてその後に課題として出されたフレスコ画、モザイク画の製作とに通じることがあって、それは『大学に通っているからこそできる経験値を稼いでいる』ことだ。特に個人主体の芸術分野(ワシが通ってた文芸という分野も基本的にはそうなる)の人にとって、この経験はかなり得難い。それをきっちり描いているように見受けられる。
あと今巻で感じたのは、猫屋敷教授の底知れなさとその恐ろしさ。森先輩と違う意味で、本気モードに入った時の顔にゾッとさせられる。
と、もうひとつ。努力と才能の話。でもこれはきっと先の巻でもっと掘り下げられていく気がする。 創作の場に限ったことではないが、創作の場ではこの「努力と才能」ってものすごい考えさせられるファクターで、努力の人も才能の人も悩むのよね。。。 -
また面白くなってきた
あの先生すごそう -
《お 俺はそのー...
努力人間だから
才能ある人
羨ましくて...
あんたも持ってるだろ
努力できるのは
才能なんだから》
教授の中で一番、物わかりがいい印象だった猫屋敷先生は、作品のために自分のすべてをギブしている人であった。
自分の持っているもの全部、捧げて戦う人は好きだけれど、怖さも感じる。
大学1年の八虎は、基本、ずっと足掻いてるだけのように見えたけど、ここに来て、少し強くなったのだろうか。
9巻の最後で、世田介くんに声をかけて、その後どうなるのか、続きがとても気になる。 -
マンガとはいえ息苦しい世界だねえ。登場人物の誰にも感情移入もなにもできない。